第6話 結婚したくない、ゆりの事情/第7話 純粋な男性ほど小悪魔の餌食になる
あらすじ
33歳のゆりは、彼氏が醸し出す“プロポーズの気配”を恐れていた。ことの発端は付き合って3年になる彼がもらってきた結婚式の引き出物。「次は伊藤君の番だね!また相談乗るよ!」という、新郎からのメッセージカードを見つけてしまったゆりは、「これって、結婚について先輩に相談していたってこと?」「お互い結婚願望はないって確認して付き合ったのに…」と、心のうちにもやもやを抱える。そう、彼女は“絶対に結婚したくない”のだ。はる君は理想的な彼氏で、大好きだけれど、「もしプロポーズされたら、別れなきゃ…」。ゆりの脳裏に父のモラハラに傷つけられていた母の姿がよぎる。このままでいたいゆりに反して、職場の上司も、友人も、親も、彼氏も、彼女を放っておいてはくれなくて…。とある女性が自分の人生とヒトに向き合う物語。
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