【ネタバレあり】くれなゐの花嫁～大正北國恋物語～のレビューと感想

苦難の道を歩いて

お嬢様育ちが突然の不幸に遭ったけれど
亡くなった両親の名誉と
残された弟を守るため
力強く生きてゆく
どうか自分の幸せも見つけてほしいよね

傑作だと思います

衝撃のプロローグ・・火事での両親の死亡・・自身の怪我、冷たい婚約者の仕打ち
当時の女性のおかれた立ち位置なのでしょうか
怒りをもって読み始めました。
けなげな弟の心や初めての弟の学費の為の仕事での冷たい社長のセリフ・・その心のひだを見事に書き著された傑作だと思います。
蝶の会への入会の場面、主人公の女性と言うだけで、顔に傷を負ったというだけで差別を受けてきたことが見事に彼女の知恵と力になり、一段と高みになっている描写が素晴らしい。そしてその事実に打たれた社長の愛情が次々と深くなってゆく様は人間模様として見ごたえのあるものになっていて、これも又早く次を見たいと思わせてくれる秀作だと思います

黒川のクソジジイが‼️
繭子さんに恋してるんだよ！静也様は！！！！
認めてぇーー！！ムギ好きになれんっ！

困難をも乗り越える主人公は素晴らしい

自らの力で運命を切り開いて行く主人公は、美しく素敵です。知識があって、気遣いができて素晴らしい。逆境にもめげず、この先も頑張って欲しい。

引き込まれました

無料分だけと思って読み始めましたが、次々と読みたくなってしまって。先の展開が気になってとても楽しみです♪

良い

やっぱりこういう純真な女の子が弊害に負けずに幸せになっていく話は、定番だけど面白い。早く旦那様がまゆこへの気持ちに正直になって伝えて欲しいです。今後も楽しみ！

まゆこさん、不運な環境でもガッツがあって応援したくなる！そして青山社長との早くハピエンが早く見たいです！まだまだ難関続くでしょうけども…

険しいスタートから這い上がっていく女性主人公、誠実な人柄で自分の考えをしっかり持っているところなど、とても好感が持てます。

女性の顔の傷は、確かに致命的だと思いますですが、それにしても酷い扱いですよね。特に、元婚約者の対応は最悪です。でも、主人公が真っ直ぐな人で、傷なんて関係ない程、聡明な人で良かった。

繭子さん

繭子さんのようなまっすぐで芯があって、知性のある女性に憧れます。静也さまももう繭子さんのことを好きになっておられるのに、かなり不器用な方なのですね。