【ネタバレあり】捨てられ男爵令嬢は黒騎士様のお気に入りのレビューと感想（15ページ目）

王道！

無料分３０話まで読みました。
両親亡き後、叔父夫婦に引き取られたものの魔力が無いために冷遇されていた主人公。
婚約者も従姉妹にとられ、家を追い出され、森で黒騎士ギルバートに拾われる。
魔力が強すぎるギルバートと魔力が無い主人公とのラブストーリー、設定は正直あるあるだけど読んでるとなぜかどんどん引き込まれます。
それにしても、婚約者は何であんな性悪な従姉妹の方がいいのか不思議...

魔力がないとかなり酷い扱い受けるんですね〜でもそれは本人に非はないのに。
悲しいことにご両親なくなり従兄弟が屋敷に入り込み正当な後継者を虐げる(魔力がないから役立たず扱い)そして従兄弟家族の娘が婚約者奪いもう用ないから出ていけ!と。
比較的安全？な場所で休息を取っていたら、タイトルにある黒騎士様登場。今度こそ安全な場所で過ごせるようになり…
今の所黒騎士様の能力がメインで他の人達はイマイチ分からないけれど、主人公のように魔力ないとどれほど無価値なのか？日常生活に欠かせないとは読んでてわかるけど。
ないものは補ってもらえばと思うので、出来ることをして楽しく過ごし幸せになりますように。。

可哀そうなシンデレラ男爵令嬢

両親が亡くなり、親類が父の男爵位を継承。その家族に虐げられるも、幼少期に結んだ婚約で辛うじて屋敷に置かれたが、その婚約も破棄。よくあるパターン。拾ってくれた黒騎士様との今後に期待。

いとこが怖い

いとことその家族に屋敷も地位もとられしまい全てを奪われて屋敷を追い出されるヒロイン。魔法が生活で一般的な中、魔力ないヒロインを保護する騎士様が良いです。

魔力が無いために虐げられてきた孤独なヒロイン、ソファ。かたや魔力が強すぎて近づきにくい存在として孤独な黒騎士ギルバート。
これだけでもうおおよそのストーリーは検討つきますよね。そう、お互いが稀有な存在として惹かれ合います！笑
絵も可愛いしこれといって嫌な印象はないんだけど王道すぎて、話の展開が読めてしまいます。

原作があります。
コミカライズされたものより原作の方が好きかな。絵は中身が若干白いです。もう少しキャラクターを書き分けてもらいたいなという気持ちはあります。どれがギルバートかわからなくなるから。

よくある秘めたる魔力が王子様と出会ったことで、素晴らしく目覚める！とか、そういうよくある話ではありません。彼女には魔力はないまま終わるので魔法を使えるようにはなりません。

ギルバートがソフィアを見初めて未来の妻とし、その思いに応えるようにソフィアが自分の力で立ち上がり、虐げられてきたシンデレラが王子様のギルバートとと出会えたことで人生が好転していく物語。

序盤はよくある叔父叔母からの虐め。乗っ取り。
従姉妹であるビアンカに婚約者も奪われる。
殆ど何も持たせてもらえずに家を追い出されるも、隠してあったわずかな荷物を入れたトランク一つを持って街を彷徨い、頼るあても眠る場所もお小遣い程度しか持っていないソフィアが宿を取れるはずもなく、王家で管理している森なら獣が出ないように結界が張られているので野宿よりはマシ、と逃げ込むところから始まる。そこで殿下と馬で駆けるつもりだったギルバートに保護されて庇護を受ける。
ギルバートは触れると魔力の揺れから心の内側を覗くことができる力を持っていて、ソフィアに魔力が何もないことを触れることで知る。
魔道具の使えない彼女のために自室を貸し、世話を焼いて傍に置いていたが、家を追われ居場所のない彼女が自分でも何かしたいと仕事を欲しがる彼女にメイドとして居場所を与える。
彼女の内面に触れるうちに心惹かれていき、魔力のない彼女に触れても、決して心の内面を覗くことのないただ触れられる存在に癒されていく。
そしてソフィアはソフィアなりにギルバートに惹かれていき、求婚を受け入れ隣に妻として立つために強く美しく成長を遂げていく。
叔父夫妻の暗躍や犯罪、両親が亡き者にされた経緯なども徐々に明らかになっていき、過去と向き合いビアンカとも年月を経て向き合えるようになって、ただギルバートや公爵夫妻に護られているだけの、飾られたそこにいるだけのお嬢様では決してないソフィアが眩しくなっていく感じがする。
両親が遺してくれた爵位を継いだ上で領民の生活を案じ、領主としても強くなっていくソフィアをどこまで描いてもらえるかわかりませんが素敵な話なので原作通りにして欲しい。

続きが気になる作品です。
令嬢が最初は可哀想だったけど、騎士のおかげで少しずつ変われてていいなって思いました。

何の気なしに読み始めたけど段々と癒される気がしてきた
魔力がなくて役立たずと言われてきたソフィアと魔力が強すぎて触れるだけで相手の心が読めてしまうギルバート
ギルバートの能力をみんなが知っているので誰もが彼と触れ合うのを恐れる
ギルバートも自分の意志と関係なく相手の心が読めてしまう事を負担に感じている
そんな彼が初めて魔力がなく心の読めない相手ソフィアと出会い触れ合うことで癒されることを知る
ソフィアもまた初めて大事にされること必要とされることの喜びを知る
二人でいるシーンはいつもギルバートがソフィアの手を握っているのがなんともいい感じ
二人が幸せになるように見守りたくなる

ソフィアは黒騎士さまに守られて溺愛されてる、、でも、それを身分が違うとか、私には勿体無いとみとめようとはしない。大事にされてるけど、黒騎士さんも大変だね。

優しい😭

魔力がないから魔道具は使えないソフィアのために用意された部屋はアンティークな家具だらけでセットされていたことにもう泣きそうになった。ときどき笑うあのふわっとした笑顔がとてもかっこよくて好きです。