【ネタバレあり】私のことを憶えていますかのレビューと感想（8ページ目）

小さい頃に好きだった幼馴染と再会するヒロイン。だけどお互いの仕事上近づくことが許されない間柄となって再会してしまい葛藤するヒロイン。そこにヒロインを小さい頃から好きだった、また別の幼馴染も現れて三角関係に。いま大量無料なのでたくさん読めて嬉しいです。

かくかくしかじかを読み、面白かったので同じ作者さんのこちらを読み始めました。
子どもの頃の好きな相手が現れて、これからどうなるのか楽しみです。こうちゃんとはるかちゃん、うまくいくといいな。

うーーん

イマイチ落とし所がわからなかったです…。
SORAの過去をたどったとてどうしたいのか…確かめてどうするの？ゴシップ記者とは言え、私情を挟み過ぎだし猫作さんかわいそうとも思えてきたな。

さて、遥の魅力はどこに？

幼い恋心をそれぞれに抱えたまま、成長して再会する　こうちゃんと遥。あと、猫作くんと親の勧めの婚約者令嬢。
もう、大人で人生それなりに歩めば、普通は異性の好みも変わって当たり前なんだけどなー。
それぞれが初恋に執着しちゃったまんま、子供の頃知らなかった大人の都合で、その恋心が実らず不完全燃焼のまま、適齢期を過ぎて、人生の帰路に立ってる所でしょうかね。
あまり、どことどこが結ばれて欲しいなあとかも
思いつかず、次々と湧き出す怨念のようなドロドロしたモチーフ達が、不安要素を生み出して
ハッピーエンドの形が全然見えません。
ワクワクする心浮き立つ展開は、いったいこの先あるのでしょうかねー？今後に期待してます♡

26話までの感想

先に他の方のレビューを読んでしまったので、展開やラストは分かった上で読んでいますが、それでも面白いです。
普通の少女漫画なら、芸能人との恋愛(一般人なヒロインが、なぜかイケメン芸能人に見そめられて付き合う)みたいな話があるあるだと思いますが、この漫画は、芸能人と付き合う話とは違います。ゴシップライターのヒロインが、あるイケメン芸能人が初恋の男の子と同一人物ではないかと疑い始め、その証拠を探していく物語なんです。少しずつ彼＝初恋の男の子と暴かれていく過程がワクワクします。脇役の猫作やずん子さんもいいキャラです。

待てば無料を待てず、一気に課金しました…

初恋って誰しも通る道だけど、覚えてることの方がやっぱり少なくて、覚えてないこと、曖昧なことや、美化しちゃってるところも多分にあったり。だからこそキラキラしていて、そんな片鱗に少しでも近づいてしまったら、どうしたらいいかわからなくなるし、いろんな人や物を都合よく利用してしまいたくなるのかな…。

主人公の遥は疲れたゴシップ記者、かたや初恋の相手のこうちゃんは元アイドルで今をときめくイケメン俳優のSORA。
ワイナリーのある山間の田舎町での小さい頃の楽しかった思い出がある一方で、夜逃げ同然に町を出て行ってしまった彼と、18年ぶりに思わぬ形で出会ってしまったら。それはもう、どんな手を使ってでもまた会いたい、話したい、本心を知りたいって思ってしまうのはきっと仕方がないことだと思う。

幼馴染であり、遥に片想いして意地悪ばかりしていた猫作との三角関係もありますが、それぞれの家族やゴシップ記者仲間、幼馴染など町の人達、SORAの仕事関係者など、みんな個性豊かで脇役がとてもいい味出してます。

キラキラしたスーパーボールが過去と現在、手の届かないスターと一般人、東京と山間の田舎町など、対局する世界を見事に繋いでくれます。
葡萄畑の風景や雪山が美しく映像化されたら嬉しいけどなぁ。

切ない

遥の性格に難ありとも思うけど、こうちゃんとの二人きりのシーンが出てくるにつれ切なさが凄くなった。
ノスタルジックに気持ちになります

タイプの違うイケメン2人が、とてもヒロインらしくない遥を好きなのが違和感がある。
しかも2人ともが幼い頃からずっと好きだったとか。
ストーリーはミステリー要素もあり面白いと思うけど、どうしても遥が好きになれない。

素直になれない猫作、ちょっと切ないなぁ･･･。
もう30歳なんだしあまり意地はらなくてもいいんじゃない？

遥は猫作が嫌いなら、こうちゃんのことで頼るなよと思ってしまう。
こうちゃんからもらったスーパーボールを猫作が持ってただけであんなムキになる？
（まぁ、ほぼ盗むように持ってきちゃった猫作も悪いけど）

ＳＯＲＡが「兄貴のほうがモテる」と言ったのは、子供のころ遥が「こうちゃんのお兄ちゃんが好き」って
言ってたことだよね。
つまり、その時の気持ちは忘れてない。
この先、ＳＯＲＡは遥に気づくのかな？

19話までの感想

主人公の考えがフワフワしすぎというか、なんていうか、、、
アイドルが幼馴染みに似てるからって、本当にそうかもしれないけど、、、
確かめようとする行動のしかたがあまりに自分本意で引く