生贄悪女は政敵王子の番となる

みんなのレビュー

1. 4.0

   2025/01/11 16:30

   隠れオメガバース設定かな？

   「捕食者」をα、「贄の印」をΩに置き換えると、ぴったり当てはまりそうな死に戻り回帰ネタ付きオメガバース物語、さしずめレティシアは、途中でΩに転向した不遇のヒロインという役どころでしょうか。この人は、本当に「悪女」というわけではなく、むしろ情報戦の被害者。いつの時代も、どこの場所でも、情報を制した者が、得をするようです。
   　いろいろな話の中でのΩの扱いには、かなり偏見を感じますが、このお話の「贄の印」の扱いは、特に酷い。魔力の強い有能な子供を産めるというのなら、むしろ「聖女」さま扱いをされてもよいのでは？「贄の印」をもつ人々を、繁殖のために閉じ籠め、子供を産ませ続けるなんて、この国は悪質ブリーダーだらけってか？「贄の印」の本当の力と実際の地位に、随分隔たりがあるようで、設定に矛盾を感じます。
   　ヒーローグレッグは、皇位争いの上で、かなり劣勢。「贄の印」として、実家に利用されようとしたレティシアも、それは同じこと。つまりはこの二人、ヒーローとヒロインにも関わらず、かなり四面楚歌状態。ここからどう巻き返していくのか、隠れ(ていないけど)オメガバース物語として、二人の行く末を見守っていきたいと思います。

   by Mayaya

   • 12

2. 5.0

   2025/05/31 15:03

   絵が綺麗なので読み始めました‼︎

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   ヒロインのレティシアが健気。「捕食者」であったのに、ある日突然「贄の印」の出現によってこれまでの生活がガラリと180°変わってしまうという内容。「贄の印」の宿命から逃れようと第二王子に契約結婚を持ち掛ける。互いのメリットのために契約を結ぶ2人が、心からお互いに愛情を感じるようになっているが、心のすれ違いが続いていて焦ったい。レティシアに「贄の印」が現れた謎が解明されていく。そこから王子との関係がどう変わっていくのか…見逃せないのでこれからも続けて読もうと思います。

   by コミック大好きさん

   • 0

3. 5.0

   2025/03/04 0:59

   Ωとα

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   Ωとαの話かな⁉️
   絵がきれい😊
   αがその力を持ちながら、ある日突然Ωになって両方の力を持つことってあるの？ってそうなったんだよね⁉️
   しかし、いつも後妻王妃って最悪😖💦💨ばかりだな🤣
   あの手この手を使って自分の息子、能無し第一王子を国王にしようとして🤬
   所詮、第一王子って後妻の息子でしょ🤣
   早く後妻やその企みに加担した者に天罰が下って、正妃の息子である第二王子夫妻に国をまかせたい👍
   第二王子夫妻にハッピーエンド💞が来ます様に💞🍀💞🍀💞
   課金して読みます👍

   by 人生は無情

   • 2

4. 4.0

   2025/04/05 9:48

   「贄の印」は何をもたらす？

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   魔力が使える「捕食者」と、魔力が使えず他に魔力を供給するだけの「贄の印」が存在する世界。
   ヒロイン・レティシアは強い魔力を持った「捕食者」であったのに、命を落として時を遡り、「贄の印」が発現、魔力を供給する側になってしまう。
   
   魔力供給ができ、魔力の強い子どもを産める「贄の印」は、尊重され保護されるべき存在のはずだと思うが、身体的な接触で魔力を供給することや、発情期があることからか、虐げられ、道具のような扱いをしてもいい…みたいな社会通念があることに違和感。実際アンネローズは、大切に育てられた設定だし、「贄の印」が尊重される存在なのか、忌避される存在なのかが分かりづらい。両方かな。
   
   また、「捕食者」の方も、魔道具による暴走や、魔力不足、魔力枯渇があり、「贄の印」も魔力暴走が起こり、なんか理解がついていかないが、魔力って大変なんだ…。
   ということで、ぽーっと読んでいたらストーリーに置いていかれます💦
   
   フルカラーの作品。色使いが綺麗で素敵。
   ヒロインも賢く健気で良いが、個人的にはグレッグ殿下の、清廉っぽくありながら、割と計算高く、ちょっと強引なところが特に好き。
   
   王宮の権力争いを制する鍵は、「贄の印」の魔力供給か、それは本当の愛情なのか。契約した二人の関係がどう変わるのか気になります。

   by こ2

   • 2

5. 5.0

   2025/01/28 8:33

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   この世界では、贄の印を持つ者は弱者で、捕食者に魔力を供給し、強い魔力を持つ子孫を産む道具となっている。
   捕食者として強力な魔力を持つ名門の令嬢レティシアは、悪女と噂され、他の令嬢達には疎外されている。
   彼女の父は、娘を、正義感と実力はあるが、後ろ盾のない王子の婚約者にしようとするが、断られる。
   しかしパーティで王子の暗殺に巻き込まれ、時間を巻き戻った彼女は、捕食者から一転、贄の印になってしまう。
   手のひらを返したような扱いを家族や使用人から受けるレティシアは、暗殺計画を教える代わりに、王子に保護して貰えるよう申し込み、婚約者となるが…。清廉潔白と思われている王子には、隠された裏の顔があったとのことで、今後に期待します。
   
   清廉潔白と言われる王子

   by chack&hamuko

   • 1

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