【ネタバレあり】守護竜と偽りの皇女のレビューと感想
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5.0
意外としっかりしたストーリー
とりあえず24話まで読み終わった
序盤は世界と主人公セリアの状況説明ばかりで、少しダルい
セリアは6歳だし、竜と出会う以外の山場もなく、理不尽にハブられてて気分よくない
セリアが15歳になって戦争が発生したことで状況が一変、物語が進んで面白くなる
「16歳で領主の愛人になる予定の、容姿だけが取り柄な農民の子供」だったセリアが、弓を使えるからと戦争に駆り出されることで皮肉にも行動範囲が広がった
奮闘するも、いきなりセリアの力で戦勝!なんてことにはならず
弓を教えてくれた恩人も、自分を愛人にしようとした領主も、セリアの腕に注目した領主の息子も戦死してしまうし
セリア自身も敗残兵として家族とも離れてしまう
幼いときに別れた友達の竜がセリアのピンチを察知して駆けつけてくれたので敵国に占領まではされなかったけど
その竜が国の守護竜である種だったために皇族がやってきてセリアを見つけてしまう
金髪碧眼は「竜血」を持つ人間の証で、竜血によって守護竜と契約できる
(そもそもが竜が起こした国で、国民は竜の子孫で竜血の濃い薄いがある的な)
皇族は竜血を独占するために、皇族以外で金髪碧眼の子供が産まれたら処分しなければいけない法律まで作っていて
領主が色ボケだったために生き延びていたセリアは既に守護竜と契約済み
セリアを処分すれば守護竜を諦めることになる皇帝は、セリアは皇族の血筋だったということにして皇女とすることを決める
皇族は竜血を維持するためにたった2つの家で婚姻を繰り返していて、血が濃くなりすぎて異常が現れ始めたせいで外の血縁が欲しいのも理由だと
戦争系、騎士系、成り上がり系の要素もあって、戦略とか政治的な話も意外と深くて面白い
ナイスミドルなおじさまがけっこう出てくるんだけど、もう少しカッコよいと嬉しい笑
若い人はいいんだけど、どうもお髭のおじさまとイマイチ絵柄が合わないというかby 午後3時の通りすがり-
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