この先、露骨な表現を含む可能性のある作品が表示されます。

ご了承のうえ進みますか?

この操作について

みんなのレビューと感想「先生、僕たちは殺していません。」(ネタバレ非表示)

みんなの評価

レビューを書く
3.3 評価:3.3 6件
評価5 0% 0
評価4 67% 4
評価3 17% 1
評価2 0% 0
評価1 17% 1
1 - 1件目/全1件

Loading

  1. 評価:1.000 1.0

    うーん

    ネタバレ レビューを表示する

    加害者のしたことは許されないし、夢叶への復讐では一種の爽快感を感じました
    しかし上級国民相手、多額の寄付をしているからといっていじめの時点で停学なり学校側として処分を検討したり、親御さんとの面談をするなどをしていないのは違和感を感じてしまいました 夢叶の親はまともに見えたので、少なくともあそこの親御さんはいじめを知って何かしらの動きを見せたと思います。作中の行動を見るに彼女自身が反省するかはわかりませんが、そういった適切な対処を取らずさらに逆上させるような発言、中途半端な体罰という制裁を加えたのは失敗ではあったと思いました。
    主人公があの状況に置かれるためにそうせざるを得なかったのだと思いますが、それでもいじめを軽視しまともな対応をしなかったということが主人公に対して共感しにくくなってしまった要因にはなってしると考えます。
    逆恨みでお腹の子供を失ってしまったことはとても残念なことですし、それで復讐を誓ったというのは理解できます
    成人になるまでに自首しなければというのも、更正の余地があるかどうか見る、先生としての最後の良心であったと言うのも分かります
    ただ、騙してAVデビューさせることに加担したのは明確な犯罪なので、犯罪で報復するという行為は先生という職業としては失格と思ってしまいます
    また、復讐の執念や熱意を飯塚くんのいじめの時に持っていれば、こんなことにはならなかったのではとも考えてしまいます
    飯塚くんも、酷いいじめを受けたとはいえ、たとえ先生の対処が対処と呼べるに値しないお粗末な行為であったとはいえ、助け舟を出した先生があんなことになった時に共犯扱いになるのを恐れて警察に言わなかったのは良くないと思いますが、はたして彼のやったことは法律で裁けるのでしょうか
    おそらく警察に自首しても共犯扱いになることはないでしょう しかし、本人は何かあるかもしれないと感じながらもいじめを恐れてクッキーを渡してしまいました(これ自体は先生が適切な対処を取らなかったことの因果応報とも言えます(クッキーを作った側は明らかな悪ですが))。その自覚があるからこそ言えない この状況こそ共感できてしまいます。先生の対処が適切であれば飯塚にも何やっているんだと思いますが、現時点だと先生より飯塚への同情を感じてしまうのは、何度も書いていますように最初の対処の描き方に問題があったと感じざるを得ません

    • 0

無料の作品

今すぐ読める!無料漫画コーナー