脱獄のカザリヤ
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あらすじ
経済格差が広がった近未来の東京。国内有数の資産家によって民営化された刑務所のひとつ「関東矯正院」は、創設13年でいまだに脱走者ゼロ。妹の行方を追って潜入した17歳の少女・真紀が、妹を見つけ出し脱獄を図るエスケープ・サスペンス!
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みんなのレビュー
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5.0
NEW絶対に無いとは言い切れない世界
初っ端から最新までグロい展開が続く。画力がある作者さんなので、痛みも恐怖もリアリティがあり、読み続けるとこちらの疲弊感もハンパない。
でも何故か目を背けてはいけない気がするのは何故だろう。
歴史上のどこか、世界のどこかで、同じくらい残虐な行為が何度も行われてきたからだろうか。
私たちが他人の痛みを感じられるのは、平和や平等があり民主主義があり、マトモな倫理を教えてくれる社会があったから。
そうじゃなけりゃ、自分だってこの作品に出てくる一握りの金持ちや看守のようになってしまう可能性が無いとは言い切れない。
人類への戒め、、、って言ったら大げさかもしれないが、ああはなりたくない、あんな社会はごめんだと、読んでいて何度も思う。これが作者さんの意図なら、意味のあるグロだと思う。
こんな世界が格差社会の成れの果てだとは思いたくない。人間はもう少しは馬鹿ではないと思いたい。
だから「カザリヤ」が、人としての尊厳を手にする、わずかでも光のある未来が見たい。
完結まで追い続けたい作品のひとつです。by コダック2世-
3
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5.0
NEW一見ハードでも社会的教訓豊富で読みやすい
内容は少しぶっ飛んでますが、かえって非現実的な安心感となる効果を生んでおり
作画も丁寧で見やすく作品内容と非常にマッチしてるだけでなく
リアリティある描写は暴力的な演出を高めて本当に痛みが伝わってくるかのよう。
ストーリー展開やセリフ回しも秀逸で、登場キャラの性格と役割が明確に描かれているので
読んでいると自分も一緒に収容されてる気分にさせてくれます
そして何よりこの作品には駆け引きがふんだんに盛り込まれていて真剣味を味わえるとともに
周りのキャラすべて腹に一物持っていて推理小説テイストまで楽しめるという贅沢さ。
またバイオレンスな緊迫感の中に救いの要素がさりげなく忍ばせてあるのが実に巧妙です
ここまで完成度の高い作品はそうそうお目にかかれないのではないでしょうか。
ただし暴力シーンが多いのでそういうのが苦手な人には不向きなのと、一話ごとの内容が比較的短いのがネックですが
主人公と一緒に課金の牢獄に自ら飛び込んでしまいたくなるような危険な作品とも言えるかもしれません笑by Irrlicht-
1
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3.0
NEW妹ってほんとは何者なのか!?
60話まで読みました。主人公の真紀は気が強い感じの少女で、妹を探してわざと自分から矯正施設に入るんです。えげつない身体検査や施設内のルール。でも仕切っていた小物のリーダー的な女(真紀と同年齢くらい)を手下にしてしまう(表向きはその女の子の子分ってことにしてあるが)。で、えぐい、かつ、えげつないことが延々と続く。一方、探しいた妹の萌絵について描写が入るが、なんだか二重人格っぽい。おとなしくて可愛くて守らなきゃ、という萌絵のイメージが壊れる。真相は・・?
by ゆーなとトモシビ-
0
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4.0
NEW出るために入る
たまたま見つけて読んだらけっこうハマりました。いわゆる脱獄モノです。入った目的があり、その後、脱獄を試みるそんな流れです。そもそも大したことない理由で投獄とか、人権感覚おかしいなあと思いつつも、ついおもしろいので読んでしまいます。主人公目線で見るか、監獄を運営する人目線で見るかでもおもしろさは変わってくるはず。毎日、食事やら管理するのもけっこうお金がかかるので、こういうビジネスっていいんだか悪いんだか。投獄前にけっこう人選しないと後が大変そう。60話まで読みました。最後は、多分脱獄するんだろうなぁ。カザリヤは、主人公の名前のようですがひょっとすると他にも意味があるのかもしれませんね。お正月に続きをじっくり読もうっと!
by デラヨ-
3
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1.0
NEW疲れます
舞台は普通に生きているだけでも危険そうな時代の日本です。突然消えた妹からのメッセージが書かれた封筒にある“関東矯正院”の文字。早速主人公真紀は自分もあえて捕まり潜入します。そこでは囚人は行動をコントロールされる首輪がつけられます。監視員の暴力も恐ろしいですし、人身売買に臓器販売も…周りの誰も信用できない状況です。どうやって切り抜けていくのか興味はあるものの、読んでいてとても疲れてしまうので読み続けるのは無理かな。
by Hamimi-
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