みんなのレビューと感想「運命は時の彼方に」（ネタバレ非表示）（4ページ目）

またぁ…と思いながらも

貴族様のお屋敷には執事や管財人といった会計担当者はいらっしゃらないの？
あっ！旦那様にあーん(^O^)していた執事さんはいましたね😅
何度も人生をループしていてほんとの時間軸って当の本人たちの中ではどうなっているんだろう？
その他にもいろいろと不思議に思うことがたくさん出てくる。
最後まで飽きずに読みきれるかなぁ😅
でもフラカラーで読みやすいのはありがたい。

絵が好き。

最近、綺麗な絵の作品が増えましたが、この絵のテイストが好きで最初読み始めたのは"わぁ、綺麗〜"からでした。ストーリーもですが、美しい絵が目の保養になります。

突然の回想シーン

画もきれいで、キャラもはっきりしていて、話も分かりやすい。
ただ、ストーリーの展開が、突然の回想シーンが・・・

思った以上にシリアス

転生やり直しものかと軽く読み始めると、思いの外ずどんと重い作品でした。実際にあった戦争、傷痍軍人でPTSDもあり、細かな行動が死という一点に繋がったことが、丁寧に描かれています。

すれ違う心と明るい未来を

過去の記憶、戦争で閉ざしたイアンと現生で過去での修正をして自立を目指そうとするマンデリン。過去の記憶と二人の運命が切なさと希望が交差する物語にどう展開するのか楽しいです。

これはなかなか複雑で面白いです！
よくある転生モノかと思ってしまうと、大間違いです。
戦争の影響で精神が病んでしまった主人とその奥さんのすれ違いがもとかしい。。。

転生モノは…設定としてあまり好みではないのですが、この作品は未来がどれだけ好転するのかしないのか？に興味があって読んでいます。どこかで帳尻は合う用にできているのかどうかも含め、期待しています。

なかなかにスッキリしない人生を
送っている主人公の様子です。
それでも、お世話焼いてくれる
人(紳士)がいるのは救いです。
先行きが楽しみです。

戦争PTSDの悲劇

よくある西洋ファンタジーかと思いきや、現実世界の貴族社会と戦争を題材にした骨太の愛憎劇でした。
ファンタジー要素は回帰くらいで、当時の貴族女性の不安定な立場や精神医療として行われたリスクと効果の釣り合わない「治療」、メイドの無責任な噂、こじれていく夫婦関係......。ダウントン・アビーの戦争関連の話を抜き出したような感じです。
読んでいてしんどくなることもありますが、世界情勢があやしい今こそ読んでおくべきやもしれません。
端正な絵柄に救われますね。

不幸から始まる

不幸な前世から過去に転生する話は他にもあるので、設定としてはそれほど驚きませんでした。主人公の魅力がいまいちかな、と思い、星二つにさせてもらいました。今後の展開に期待したいです。