【ネタバレあり】やがて、ひとつの音になれのレビューと感想

泣ける…

天才ピアニストになっていく話ではなく、天才ピアニストと呼ばれた後のどうしようもない挫折から立ち上がっていく、心の描写に涙が出る。
楽器は素敵。さらっと演奏できるくらい上達したかったなぁ。

気づき

出来ないことを出来るようにしようとするから辛くなる、出来ることから広げていけばいい、頭でわかっていても気が付けば出来ないことに向かっている。逃げてるとか卑怯とか狡いとかではないはずなのに。そんな声が聞こえてきそうなお話のような気がしています。

泣けてくる熱い作品

表紙とタイトルに惹かれ無料分読みました

主人公の奏くんの心の機微や葛藤が魂をゆさぶる！

ピアニストとして生きていくはずだった彼に病気という大きな壁が突然あらわれ
好きだったはずのピアノの演奏ができなくなるハプニング

できることができなくなったときの絶望感や衝撃ははかりしれない

受けいれられずピアノから距離をおくことで自分を保ってきた彼が

引っ越してきた隣人親子に出会いそこにあったピアノで

もう一度ピアノを弾くことになり

３話目で泣きました

失ってはじめて気づくこと

失ったからこそわかる気持ち

奏くんの心からの言葉がささりまくり涙なくして読めません

当たり前があたりまえじゃないと気づくとき

閉じこもっていた殻をやぶれるのではと

色んな気持ちがこみあげてくる

すてきな作品だと思います

沢山の人に読んでほしいです

ピアノ好きなので、気になって見てみました。
右手に障害をおってしまった元ピアニスト（の卵）の話。7年やさぐれてたけど、それだけ苦しかったんですね…これからどうやって克服するのか楽しみです！