みんなのレビューと感想「祝福されないこどもたち【フルカラー版】」（ネタバレ非表示）

空気が重い

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事件の犯人の家族の苦労は、理不尽だらけなんでしょう。

両親が金銭目的で犯罪を繰り返し、さらに子供にも片棒を担がせる地獄。
３人きょうだいで、長女だけが両親の所業を目の当たりにしていて、妹弟を守ろうとしている。
それが、目立たないように、ひっそり生きることに終始している。
その生きづらさ、閉塞感がヒシヒシ伝わって重苦しい。
次女の彼氏が被害者の遺族とは！！！
彼はこのきょうだいに、どんな復讐？を目論んでいるのか、ドキドキです。

先が気になって気になって仕方ない

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大好きな作家さんのコミックス！！とても読み応えあるし、おすすめ。よんでほしい！ストーリーは、こんな家族ってあるんだろうか？！親が実刑。長女だけがやらされていた仕事。。こんなことって！？耐えられない過去を兄弟達と乗り越えて、その先に見えたものは！？しあわせになれるの！？なっていいのか。加害者側から描かれたリアルな日常。是非、読んで欲しい。

続きも、人物の目の配置も気になる

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16話まで読了。
ヤバいで表現できない犯罪者を両親に持ち、世間の目から隠れながら過ごしてきた姉、妹、弟。
それぞれの苦悩、姉妹弟を思いやる心、ある意味被害者の彼らに忍び寄る悪意…

彼らには幸せになってほしいなと思いつつ読んでいました。

人物の描写は、両目が離れすぎていたり、視線がどっかいってるのが多い気がしますが(笑)

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映画等もあったり、加害者家族に昔よりは理解がある時代になって来た気はするけれど、未だに苦しい人生だと思う。どんなに慎ましやかに生活していても、何も関係無い人間がつついて来る。どの立場で読むかで感想も変わるような作品です。

考えさせられる

以前、この作品は完読しました。子供達が成長していく過程で様々な事を経験し深く悩みながらも生きていく。深い内容だしオススメです。

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自分とは、縁のない世界だと思っているけれど。今、この瞬間も、親が、兄弟が、子どもが犯した罪によって。生活を脅かされている人もいるんだよね。加害者家族までも、責める風潮はなくなればいい。

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親が犯した罪のせいで、何も悪くない子供達が苦しむ。そんな理不尽さに胸が痛くなる作品でした。
子供たちはただ、静かに生きようとしているだけなのに、過去がずっとつきまとう。その姿に同情しつつも、もし自分が被害者遺族だったら簡単に「許す」とは言えない。考えさせられる作品でした。
ミステリー要素もあって、どんどん先を読みたくなる作品でした。

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タスクから来ました。とても重い作品です。2話まで読み終わったところですが、三人の辛い過去がだんだんとわかってきて不憫です。あなた達のせいじゃない。幸せになる権利は絶対にある。

こんなのって

　自分ではどうしようもない事なのに残りの人生が諦めと絶望しかなくて、ただ生きてる事を維持する為に生きてるって気持ちが追いつかなそう。

すごいテーマ

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加害者側の家族の話って中々ないので同情しました。
現実では『蛙の子は蛙』『親も親なら子も子』という風に見てしまうかな。
悪いことをしたのは親なのに。子供に罪はないのに。
この姉弟3人はずっと苦しめられてきた。
特に長女のはるちゃんは真面目がゆえに他のふたりより必要以上に自分を責めてる傾向があった。読んでいてつらくなるくらいに。
ただ、もし被害者になったとしたら、加害者の家族さえも憎く思ってしまうだろうなと思うと複雑ですね。
なっちゃんと亜紀斗の明るさと普通の高校生男子の感じがこの話の救いにもなってたかな。
それでもそれぞれ悩んで苦しくなってるところはあったけど。
何よりまわりの人がいい人ばかりでほんとによかったなと思います。
はるちゃんの言うようにたしかに大和さんは怪しかった(笑)。あれは疑っちゃう。
でもとってもいい人で、はやくはるちゃんと結婚してくれないかな～。
陽菜ちゃんはなんとも言えない、図太い女(笑)？肝っ玉がすわってるというか。
でも、正直そんな子じゃないと亜紀斗の背負ってるものを抱えきれないと思う。
出会うべくして出会ったのかもねっ。亜紀斗は運がよかったのだと思います。
前半結構重～い話があったので、というか始まりから重かったので、終わりは明るく3姉弟に希望がみえた感じだったのでよかったなと思います。