【ネタバレあり】白狼の妻のレビューと感想（5ページ目）

異種の愛

好き合う者同士が相手となかなか歩み寄れない…日日でもあるストーリーだけど、自分と異種であることが歩み寄れない理由は切ない。でも惹かれ合う同士、愛を育んで欲しい。スパダリの姿が白い髪と金色の瞳というのはなんともファンタジー💖

身代わりに嫁がせモノって、たいていそのあとあんな素敵な相手だったら私が結婚したのに！あんたは偽物なんだから私と変わりなさいよ！が定番ですよね。案の定でしたね。紗枝の家の火事はひょっとして叔父がやったんじゃ？引き取られた叔父の家では酷い扱いをされ無理やり嫁がされたものの典型的なDV夫に離婚され出戻り。でもそのことを早々に打ち明けられて良かったです。

かっこいい

宗伯さまがかっこいい！それに尽きます。話の展開としては、かつていじめられていたけれど理解のある伴侶に恵まれ幸せになっていくいいお話です。安心して読めます。

その日は来るの？

獣と人間
対等では無い関係が
「人として」複雑です
薬ではなく何か改善策が今後出てきてほしいなぁ
味方が増えていき、恨みを返せるのが嬉しい
妥協して欲しくない

家族から虐げられるヒロイン…内容的にはありがちなお話です。でも読み進めるうちに止めることができません(^^;)絵も綺麗だし、とても読みやすいです。

獣人でも心は同じ

不幸にも虐げられて育った娘が、身代わりに嫁いできたけれど、獣人の伯爵は彼女の優しさとしっかりとした意思を持ってる人柄に触れて、大切に愛してくれる関係になる。もしかしたら、ただの人間よりも獣人の方が、その純粋な愛情には敏感で深いのではないかと思いました。幸せになって欲しい。

獣人

両親が亡くなり、伯父の家で過ごすが使用人として扱われる紗枝。１度目の結婚はうまくいかず離婚。２度目の結婚は家のために獣人の所へ。
だが獣人は今まで人間に差別されていたため、紗枝を信じない。けれど、嫁ぎ先で自分に出来ることを懸命にやっていく紗枝。自分を怖がらずまっすぐ見つめる紗枝に、夫で獣人である宗伯も心を開いていく。
人は獣人にとって麻○のようなもんで、一度食べるとその味を忘れられない。この設定が、獣人と人の間に差別がおこる原因なんだろうな。二人が今後獣人と人との架け橋になるんだろうな。

おもしろいです。

主人公の女性が強く美しくなっていくストーリーはとても好きです。
ただ、人間の姿をした獣人と獣の姿をした獣人が存在する意味があまり深く語られていないのが気になって話に入り込めていません。

周りからは人喰い辺境伯と噂されて恐れられていたけれど、実際時あってみると噂とは違った優しい人で溺愛してくれるところにきゅんと来ました！

良くある話しですが

意地悪な義家族に虐げられ、可愛がられている妹の代わりに嫁がされるよくある話し。
でも、獣人である旦那様と幸せになっていく過程が気になり、ざまぁ込みで読み進めたくなります！