【ネタバレあり】白狼の妻のレビューと感想（4ページ目）

人と獣人

裕福な生活をしていたさえが、家事で家も親も失い叔父の家族に嫌々ながら引き取られ　使用人以下の扱いを受ける
ここまでは　よくある話だが　利益のために白狼に嫁がされる。
一度目の結婚は最悪で　用済みと言われ離婚される。
そして、二度目は人を毛嫌いする白狼の元へ。

もちろん　嫁いだものの　歓迎されるはずもなく　使用人のように慎ましく掃除などするさえ。
唯一　リスの獣人りりのおかげで　少しずつ　白狼の気持ちにも、変化が。
叔父夫婦は　さえを利用し私腹を肥やそうとするし、一人娘も　ホントに嫌な性格で。
さえが本当の幸せを見つけられたのに。

この後の展開がドキドキ。

ドキドキ

ドキドキが止まらないです。そう伯様がいい獣人で本当によかったです。このままどんどん想い合えるといいなと思います。

読み進めてしまう

よくある身代わり結婚？と読み進めていたら、紗枝と宗伯のなかなか良いストーリー。無料分とギフト分で一気に読んでしまいました。ちゃんと婚約者と認めてもらえて良かった！でも、早くマルを迎えに行って！！！

どうして人のものばかり欲しがるかな。妹は今までもこれからも姉が大事にしているものをほしがつもてばかり。父親は強欲。母親は妹ばかり可愛がって、だから、こんな娘になったんだね。妬みや嫉妬は人の品位を落とす。自分に見合った相手がいるはずだから人のものを欲しがってはダメとどうしてみちびいてあげないかなぁ？ダメ母だな。

酷すぎる叔父一家

虐げられていた令嬢と差別されている一族の御曹子との恋愛話。
叔父一家の虐げ方が酷すぎて、反吐がでてきたし、当初、嫁ぎ先の獣人の接した方も酷くて、読んでいて辛かったが、少しずつ話あい、理解と愛情を深めていく二人の関係が、今後のお話の期待値になってます
叔父の行動や、二人の関係にも何か含みがあるので、それが明らかになるのも楽しみ

獣と人間の恋

獣と人間が想い合っていく、そして止められない気持ちに、ドキドキします。さえの辛い過去が、癒やされてほしい。

よくある話し

最近、この手の話が多いように感じる。
大正位の時代背景かと思えば、昭和かと思う描写もあり、ちょっと目茶苦茶です。
袴もツンツルてんだしね。
絵や色は綺麗だけど､人を苛めるシーンなどは日本ではない描写もあり、外国のイメージが強く、あまりいい作品には思えないです。

自分の目で確かめる大切さ

人の噂に流されるのではなく、自分で真実を確かめることの大切さを感じました。主人公がこれから活躍していくのが楽しみです。

宗伯様が獣人の時も人間の姿の時も美しいですね。獣が人を恐れ 人間も獣を恐れて どちらもわかり合えば平穏に暮らしていけるのに。紗枝さんは当時としては珍しい帰国子女。異国の言葉を翻訳できるこたは誇って良いこと。亡くなったお父さんや宗伯様にはげまされて眠っていた教養が開花されて 良かった。

続きが気になる

宗伯さまが凛としていて、とてもステキな方です。
実家や嫁ぎ先で虐げられたきたヒロインを理解し受入れ愛しているのが、とてもいい・・
宗伯さまも獣人で虐げられる人の気持ちが分かるからなのですね。
続きが楽しみです。