4.0
衝撃
豚山人というネーミングがまず衝撃。
いい奴やないかい!
と突っ込みながら見ました。
この人の絵が好きなのでよくこの人の作品を見ます。
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豚山人というネーミングがまず衝撃。
いい奴やないかい!
と突っ込みながら見ました。
この人の絵が好きなのでよくこの人の作品を見ます。
ホラー漫画が好きでこの手のものをよく読みますが、これはストーリーが薄っぺらくイマイチでした。特に怖くもなく普通によくあるお話です。
残酷な殺し、裏切り、理不尽な仕打ちを美しく描ける作者の画力。きっと不幸になるだろうと構えて読むストーリーが少々疲れる。
未来が気になるのは分かるけれど、先を知ってしまうのはつまらないと思います。欲張らず今を楽しみ頑張ることが良い未来に繋がるはず。
豚山人が実はイケメンなのは予想通りでした。
中国版まんが日本昔話ですね。
悪いことをすれば自分に返ってくるという教訓が込められています。
でも悪いと分かっていてもやってしまう、いけないと言われると余計やりたくなってしまうという人間の深層心理を突いていて考えさせられます。
ただ井戸を覗いてしまった女の子はそこまで悪いことをしたわけではないので可哀想でした。
最後のどんでん返しが怖いんですが面白かったです。やはり強欲はダメなんですね。
慎ましく毎日を生きるのが大事なんですね。
望むことは悪いことではないけど、いらぬ欲をもたないほうが良いと教えてられた感じ。
井戸はやはりこうなってしまったか~泣
なんて残念な気持ちで読みましたが、魚の皿は心温まるストーリーでした。古い物には沢山の物語が詰まっているかもしれませんよね。
先見の井戸は、美女と野獣のアンハッピーエンドバージョンという感じです。ただ、豚山人の見た目や食べ方があまりにも恐ろしいので、これは仕方ないかな、とも思います。
後味の悪い話ばかりではないのがいいですね。オチでちゃんと悪者が痛い目に遭うし。表題作は、まぁ悲しい終わりかたですけど教訓的なお話だろうし。