【ネタバレあり】まんがグリム童話 吉原華の乱のレビューと感想（37ページ目）

吉原の花魁話

何不自由ない暮らしをしていた、深窓の令嬢・華子。婚約もきまり幸せだった中、突然の父の死、郭上がりの継母・清の謀略で吉原へ売り飛ばされて、過酷な日々が始まる。が、女衒の吉蔵に救われて…清への復讐を胸に、吉原一の花魁を目指す話。絵が綺麗なためかあまりエロさを感じず、すーっと読める。オススメです♡

旧毛のお嬢様から、最高の継母に裏切られ、吉原まで身を落とした主人公が、そこで強く生まれ変わり、継母に仕返しすべく頑張っていく姿がなんだかいじらしいです

ヒロインが強いです。

令嬢だった華子は父親の死後、遊郭上がりの意地悪な継母・清に吉原へ売られてしまいます。
清への復讐を誓い、女郎・華として働くことになりましたが、姉女郎からの嫌がらせや清の根回しも加わりえぐい展開が続きます。大勢の客の前で犬とさせられる所は酷すぎて胸が痛くなりました。
酷い境遇に落とされても強い意思を持って挑む華には好感を持てました。
吉さんの厳しい中にも優しさを持って華を支える様子は救いがあってよかったです。

大好き★

このグリムのシリーズは大好きです。
一人で頑張る女の子を支える男の子★そしてやりたくない仕事を無理にするしかない選択は本当に現実と変わらなく、今でも働きなくないところで旦那な借金の返済をしているママ友達がいますが、その姿を重ねて読んでしまいました。

絵が好きな作者さんでグリム童話好きなので読んでみましたが、ちょっと無理でした。色々酷すぎて読むのが辛かったです。

女の争い

昔の話は好きで見始めました。
華のまわりには素敵な男の人が集まってきて見惚れます。華の強い精神からだと思いますがカッコいい花魁になってほしいです。

何不自由のない裕福な家庭で育ち、幸せな将来が約束されていたにもかかわらず、新しくやってきた継母の企みで廓に売られた主人公の壮絶な日々を描いています。

ぽかーん

吉原がどれほど壮絶な場所だったかなんて知る由もありませんがもし、この作品の内容が史実に基づいたものなら驚きですね。
人はどこまでも残酷になれるものなんですね。
残虐さがしつこくて読み進めると食傷気味になります。そこまで悲惨な目に遭いながらどっか浮世離れした清さを持ち続けられる華ちゃんもどーかと。
うっかり正気のまま読んだら衝撃でメンタルやられるので読み手側も凶暴な気分でないと楽しめないと思います。

華ちゃんがんばれ

つらい時代だ。
絵が美しいので、そんなにつらさや貧しさ、不衛生さはないが、実際はすさまじかっただろうなと悲しくなる。

こんな下品なとこまで落ちてしまった華は、その気品をいつまでも保っていけるのだろうか。
病気が1番こわい。華ちゃん応援したくなる

面白い

読んでいるうちにどんどんハマってしまって読みたくなるお話です。最初の犬が衝撃的、ありえるのか。お話は普通に面白い。