みんなのレビューと感想「いばら姫」（ネタバレ非表示）（6ページ目）

8月の同窓会

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8月の同窓会。なんか切ない。
極々普通の当たり前の日常が、原爆で一瞬に壊れて、訳のわからないまま亡くなっている人がほとんどだと思います。だから、自分が、いた場所にとどまる。

主人公のおばあちゃんは、病気で、広島を離れていたから、原爆に巻き込まれなかったけど、同級生は、ずっとあの場所で、待っていた。なんかなんとも言えない気持ちになりましたね。ホラーなんだろうけど、温かいホラー？

恐ろしい親の業

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生首が出てきたときは驚愕しました…恐ろしい親の業です。大切な大切な娘を失い悲しかった老婦人。頭がよい分そんな考えに至ったのかもしれません。最後の焼け跡のシーンが感動でした。今度は離さないようにしてほしいですね。

どのお話しも

読みきりで 短編で 購入しやすいです。
絵も見やすくて この作者さん
気に入ってしまいました。
戦時中のお話しが あるので
戦争を 知らない私たちは
読むべきかと…

タイトルだけでは要注意

いばら姫自体はお話も展開もおもしろかったです。そのあとは短編になってますがほとんど戦時中のお話が多くグロテスクなシーンが多いので、苦手な方はやめたほうがいいかもしれません。
戦争物は感情移入し過ぎてしまって、当時の過酷さが鮮明にかけていると思いますので、お好きな方はぜひ。

なかなか

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とある大きな家にガーデニングにきたのに不思議な注文ばかりする主人さんにふと、現れた不思議な少女との物語が描かれていてとても面白いです❗

いばら姫を読んで
短編で収めるには内容的に無理があるんじゃないのかな
愛の形って色々あるけどこれは…

懐中時計の話が個人的に好きでした。戦争は悲しみしか生まれない。
あってはならない行為。
未だに武力で解決する行為がまだある。文化や宗教的な違いはあれども少しでも、戦争がなくなる世の中になって欲しい。

現代版いばら姫

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童話との共通点はいばらに囲まれた館というぐらいのアレンジ作品です。
我が子を愛するあまり、死を受け入れられず、新たな生命を創り出そうとする話は他にもありますが、容れ物だったはずの命に愛情を持ってしまったのは計算外というより、童話の中の、姫を亡き者にしようとする継母のアンチテーゼかもしれません。
やはり、母は我が子を愛していると言いたいのかな。

ただ、虐待に近い仕打ちを受けていたハナが母と共に死んでしまったのは悲しい。
そうまでして母の愛が欲しかったのかと思うと…

現代のいばら姫です。
昔ばなしでは無かったです。絵は綺麗で好きな感じでした。
ちょっとん?ん?ん?ってところもあったけど
短編にするには仕方なかったかなと思います。

この作者さんの作品、個人的にどれも好きです。今のところほぼハズレなし。絵も好みだし、おもしろいてます。