【ネタバレあり】いとしいぼくらのレビューと感想

よかった

エピソードがちゃんとしっかりめにある、中々いい作品だなぁと思いました。
竜は、コンプレックスありまくりの、自分に全然自信のない男の子。えまは、過去にコンプレックスがあって嫌な思いを経験している男の子。２人は幼なじみで、同じ高校に入り再会する。
ノンケなのに、友達との間の、会いたい、好き、の気持ちが、どこでどう『恋する気持ち』に変わったんだか、、？とは思ってしまうんだけど💦けど、人の気持ちの動きや人の心の大事な部分が表されてる、良作だと思いました。

すごく良かったと思います!
今は超美形でも昔はアトピーで大変だったということを忘れていない攻めが一途で尊い

コンプレックスだらけに成長した男の子とコンプレックスから解放されたイケメン。これはどちらも心の成長が鍵になってますね

可愛い

よくある美形×平凡ではなく、コンプレックスに関する十代の悩みを男女共に各々どう向き合っていくかが描かれていて短いながらも読みごたえがありました。
ただ、りりあちゃんの過去が友だちにバレたかもしれない点が、その後友だちとうまく関われているのか少し心配でした(竜とは仲良くなったけど、放課後竜と一緒にいる→友だちから離れたってことなのかな…)
絵がとても綺麗でキラキラしています。恵麻がとにかくかっこいい、顔が良い…。お互い意識して照れ照れしている二人もとにかく可愛いです。ずっと仲良く幸せでいてくれ。

成長するにつれ、地味な容姿から、クラスメートの引き立て役として、揶揄われる事が多くなった込山。
高校生になっても立場は変わらず、そんな時、ハイスペックな同級生の深田と出会う。
話しをするうちに、小1の時に転校で離れ離れになった幼馴染だとわかる。お互いに再会を喜び、また友達として関わりを持つ事を確認し、連絡先を交換する。
深田くんの方が込山くんとの再会を喜んでいる感じだったので、この先ぐ気になります。早く続話が読みたい。