みんなのレビューと感想「断頭台に消えた伝説の悪女、二度目の人生ではガリ勉地味眼鏡になって平穏を望む」(ネタバレ非表示)(2ページ目)
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タイトルはアレだけど泣いた。面白い。
小説版を読んでみたいと思ってキープに入れておいたのですが、コミック版が出たので先にこちらを読ませていただきました。
王妃レティシアが断頭台に送られるところからお話が始まります。
まずどう考えても極刑にするほどの罪ではない。
税金の無駄遣いや悪徳商人との繋がり、使用人への冷遇など確かに褒められたことではないけれど、全てアグスティン王の気を引きたいが為の愛ゆえの愚かな行為。
そしてとにかくもう冷酷王に怒りがふつふつ。
いや、アンタだっておんなじ様なこと絶対してるやろ!しかも王妃を馬鹿にして全く顧みずに愛人ばかりを優遇してさ(怒)!
処刑された後、何故かレティシアは過去に戻ったことに気付きます。
前世であんな目に遭ったのは勉強をしていなくて何も知らなかったから。だから今世では地味眼鏡のガリ勉として目立たず平穏な一生を送ると決意します。
そんなある日、ふとしたことでレティシアはアグスティンの従兄弟である人気者のカミロと知り合います。
前世でのカミロは孤独だったレティシアの唯一の友人で、ひっそりとレティシアに想いを寄せていたのでした。
前世のカミロが投獄されたレティシアを救おうと奔走し、処刑を知らされた後の慟哭する姿とその後の行為にはもう泣けて泣けて…
レティシアが人生をやり直すことになった理由も判明します。
とにかくカミロが切なくて健気で。
今世では絶対に2人幸せになって欲しい。
無事婚約することになったレティシアとカミロですが、アグスティンもレティシアが気にかかる様子だし、前世でアグスティンの愛人だったヒセラが転校して来て、今後の展開も気になります。by ウォーターリリー- 0
5.0