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ザシス

あらすじ

中学教師・山内海はある日、殺人事件のニュースを目にする。殺されたのは鈴木侑己、中学時代の同級生だった。数日後、山内の恋人で文芸書の新人編集・八木沢珠?は、公募小説の落選作に事件と酷似した内容が描かれた作品を見つける。『ザシス』――作者名は佐伯遥人。やがて小説と同じように、旧友に同窓会の案内状が届いて…。森田まさのりが挑む初のサスペンスホラー第1巻!!

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みんなのレビュー

  1. 評価:5.000 5.0

    マジかよ森田まさのり

    広告で見たとき、愕然とした。
    森田まさのり?
    え?マジで?

    どう考えても私が知っている森田まさのりの作風ではない。
    私は「ろくでなしBLUES」や「ROOKIES」をリアルタイムで読んでいた世代だが、あの森田まさのりが、これを?
    信じられない思いで読み始めたが、壮絶ないじめとその復讐という設定も、小説の内容どおりに人が殺されていくという筋立ても、グロテスクな殺害方法も、犯人の仮面などの小道具に至るまで、「昨今よくある」「どこかで見たことのある」ものばかりであった。

    しかしまあ、何が凄いって、この「どこかで見たことのあるような話」が、あり得ないくらい読ませる、ということだ。
    これはもう、ひとえに森田まさのりの技量という他にない。
    それは、細かく言えば画力とか構成力とか登場人物の巧みな描き分けとか色々あるのだろうが、要するに、「どこかで見たコマ」であっても、1コマの破壊力が全く違う。
    ここまでくると、テンプレートのごとき内容も、漫画家としての力量を見せつけるために敢えてやっているのではないかという疑念すら湧く。
    それくらい、圧倒的に面白い。

    サスペンスホラーとしての盛り上げ方も実に堂に入っていて、躍動的なスリルは抜群である。

    また、基本的には緊迫感溢れるサスペンスでありながら、ところどころに「これぞ森田まさのり」というユーモアが光り、陰惨な物語を上手く緩和している点も、旧来の読者としては「これだよこれ」という感じで、大満足であった。

    いやー凄かった。
    圧倒的な技術に触れるというのは、本当にいいものだ。
    率直な感想としては、何かもう、優れた芸術作品を鑑賞した感じに近い。

    森田まさのり、こんなことも出来たのかよ、と終始驚愕したり感嘆したりしながら読んでいたが、「出来るに決まってんじゃん、やらなかっただけで」と言わんばかりの余裕の傑作である。

    「あの頃」の森田まさのりを知る読者にこそ、是非とも読んでもらいたい。

    by roka
    • 25
  2. 評価:3.000 3.0

    顔芸

    ネタバレ レビューを表示する

    ろくでなしブルースの森田先生じゃん!ってびっくり。ミステリーも描かれているんですね。私は意外と面白かったし、まさか主人公が轢き逃げしてたなんて思わなかったので意外でした。まだ最後まで読んでませんが3巻で終わってるようなのでダラダラ長くなるよりいいと思います。
    一つだけ気になる点。
    女の子の顔芸が不自然すぎます。元々顔の表情を細かく描かれる方なのは承知の上ですが、この流れでここまで顔をしかめないだろってくらい口をとんがらせたり眉をよせたりで、読んでてそこだけイラっとしました。
    あとは中学生がオッサンのようなので、子供の描き方は見直された方がよろしいかと大先生に失礼なことを思いました、すみません。

    • 19
  3. 評価:5.000 5.0

    スティーブハイ

    恐怖映画とか漫画は嫌いなのでまず読まないのですがこのザシスは次どうなるのかと怖い物見たさで読んでしまう。森田先生の作風からはかなり離れている。ファンとしては読むのが辛いかもしれないけど最後まで読んでほしい。残酷な殺傷シーンも最低のクソ人間のキャラも主人公の葛藤もこの作品の深いテーマーへとつながっていく。イジメはイジメる側とイジメられる側とそれを見て見ぬふりをしている側と。1番重要なのは見て見ぬふりをしている側なのでは?イジメの仕返しを映像に撮って見せる事により世直しの方向性を示唆している様な。あとイジメという社会問題が単に可哀想とか愛憐の情ではなく恐怖で表現しなければいけないくらい陰惨な問題に変貌しつつあるのでは。でもテーマーをしっかり受け止めて読んだ時解決の糸口は見えてくるのではと思います。

    • 2
  4. 評価:5.000 5.0

    ホラーというより残虐だった

    ネタバレ レビューを表示する

    森田先生好きで新しい漫画という事で一気に読みました。イジメの復讐劇ですが、それが小説通りになっていくのが恐怖でした。復讐のやり方が非常にエグい…そしてその描写がリアルで余計に怖かったです。イジメの主犯格4人の他に後2人…それが誰なのか非常に気になり明らかになった時は、まさかでした。でも、それで題名の意味がわかりました。イジメは誰でも標的になり得るし、加害者にもなると言うのがこの作品が伝えたい事だろうなぁと感じ、メッセージ性の強い漫画だと思いました。3巻で終わって良かった…長く続いてたら私は怖くて読めなかったかもしれません。森田先生の描く人物って動いてる様に見えるので(そこが好き!)ザシスは怖くて怖くて…。

    • 1
  5. 評価:5.000 5.0

    昔よく知った漫画家さん

    昔よく読んでた漫画の作者さん、こんな漫画も描けるんだ!と感心しました!ヤンキー漫画とかヤンキー野球漫画とかよく描いていた覚えがあります。人情とか友情とか夢にアツい内容のものが多かったような。それがこんなミステリーホラーなジャンルも描けるなんて驚きです!絵柄は以前より少し線が少なくシンプルになった感じ、でも顔の見分けは全員できていて同じ表情や顔がなくさすが!と思わせられます。
    以前から色んな形で描かれているイジメからの復讐ものですが、先が読めててもドキドキさせられる。先生の画力と表現力が加わって更にドキドキします。更に読み進めていきます。

    • 0

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