まだ、生きてる…
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あらすじ
定年間近に職を失い、預金も家族に持ち逃げされ、自殺にも失敗した岡田憲三。全てを失い、一度は絶望した憲三の心に残ったのは、晴れやかな諦めの境地だった。「こうなったら…死ぬまで生きてやるか」 木の実で空腹を満たし、山中で猪と格闘…動物のように自由に野生に生きる!人里離れた山奥での、リストラ中年の壮絶なサバイバル生活が始まった…!サラリーマン金太郎の本宮ひろ志が描く、「サラ金」とはあまりにも真逆の壮年リストラサバイバル!!
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みんなのレビュー
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本宮ひろ志、屈指の力作
本宮ひろ志さんのマンガですが、
「しゃあー!」
と叫ぶ威勢の良い男性は出ません。
主人公は長年勤めた会社をリストラされ、家族に逃げられた惨めな初老の男性、一文無し。
全てを諦め、死を覚悟した先のカタルシス。
そして「死ぬまで生きる」という決意、サバイバル、新たな出合い、死・・・。
「生きる」とは何かを鋭く問いかけるシンプルで力強いストーリーが胸に響きます。
是非とも疲れた現代人に読んでもらいたい力作です。
オススメ!by サワドゴ- 7
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5.0
考えさせられる
男は家庭を持った時、仕事に対する考え方はその家を守ることに向くと思っています。しかしその思いが裏切られ、一人きりにされたときに、何のために生きているのかというところまで追い込まれます。死のうとしたけど死にきれなかったとき、サバイバル生活を選択することは自分はないけど、この作品が言いたいことはサバイバル生活のことではなく、人生と向き合いながら死ぬまで生きることを選んだ男の生き様だと思いました。
by tkuwasan- 3
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5.0
続話出てる!
だいぶ前に購入してもう終わったと思っていたので続編が出ていて嬉しいです。この作品に出会い生きるとは?と自分に問いかけ考える機会を貰えました。今は便利になり買い物・電気・通信機器ets…全てあたり前だと思い感謝する気持ちさえ忘れ淡々と生活している。便利さが心を少なからず貧しくしている。この作品を読むと《生きること》の原点に戻れる気がしてとても好きです
by 炭酸飲料は苦手- 1
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5.0
胸に響く作品
人とは何か、幸せとはなにか。血のつながりとは。
今までたくさんの作品を読んできましたがとても心に響く作品でした。
若い時分にはわからなかったかもしれないが
年齢を重ねた今とても考えさせられ染み入るものがあります。
無料分だけ読んで書いたんだろうな、
というとても浅いレビューが多く見受けられますが
ぜひ最後まで読んで欲しいですし
その価値があると思います。by ツルツルおじさん- 0
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5.0
人間の生への執着?
哀しくなるくらい、こんな人生を送りたくない
と思える主人公の環境。
時代についていけず職場では部下に馬鹿にされ
肩身が狭く、家庭では妻が貯金全てを引き出し
記入済みの離婚届を残し子供と共に突然いなくなる。
真面目そうなタイプなのに家族からのこの仕打ち。
妻はどんな苦労をさせられたのか気になります。
※これがメインの話ではないのだがby 海湖- 0
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