【ネタバレあり】落ちこぼれ魔女と恋を知らない天才魔術師のレビューと感想（22ページ目）

落ちこぼれ

主人公の魔女は、魔法の力が弱く、魔法の試験にいつも不合格。でも気が強くてしっかり者。過去に何かあったのか、謎めいていてワクワクします。

アシュリーとディーくんのプラトニックラブストーリー。アシュリーが健気でとても可愛い！ディーくんと相思相愛なのにお互いの距離が中々縮まらないのにヤキモキします！

設定の類似作品を読んでいるせいか。

主人公がカマトトさんなのが一番苦手かな……まぁ人との交流がないせいみたいで理由は解るけど。
ちょっと個人的にゾワゾワしてしまう鈍感女子。

相手の天才魔術師。
魔力の強い人にほど効く？という毒のせいで皆近づけない……。
なので、魔力の少ない主人公が先生となる。
これ、一緒。

主人公が両親亡くしてて先生？師匠？に片想いしてた過去有り、も、一緒。

で、相手の天才少年か先に恋に落ちるが主人公は鈍ちんで気づかず、たぶん気づいても「あなたには他に相応しい人が〜」とか言いだす（これも一緒）と思われ。

序盤の設定丸かぶりで、この先の展開も読めるので、ギフト券もらいましたが、10話に満たずに失礼させてもらいます〜。

ひとりぼっちで塔の中で暮らしていたディートフリートが落ちこぼれ魔術師アシュリーと出会い幸せになっていくのかな。

魔術師は本当に落ちこぼれなんかな
能力のコントロールが出来なくて天才魔術師になりコントロール出来るようになるが先が楽しみ

恋

最高！！って思った瞬間に、「お任せください、ご主人様。」ってなんや？！まぢハラハラドキドキよぉ、恋の行方が気になりますね！

先生だよね

魔術師の落ちこぼれの主人公が能力のコントロールが出来ない天才魔術師の先生になってだんだんとコントロールできるようになっていくお話しだよね。でも主人公本当に落ちこぼれかな？何か訳がありそうな気がします。期待 大です。

意外と骨太の異世界社会派ファンタジー

　ラプンツェルの如く、塔から出ることを許されなかった少年ディートフリートが、ヒロインアシュリーの教育によって視野を広げ、ついでに恋も…というのが、ざっくりしたあらすじ。でも髪の色が、金髪から燻んだ煉瓦色に変わったのは、塔に閉じ込められていたディートフリートではなく、魔力のないアシュリーのほう…教師と生徒という関係以上に、因縁のある二人のようです。
　魔力が強すぎるが故に放置され、不信感の塊だったディートフリートが、アシュリーによって徐々に心を開き、世の中に目を向けていく過程は素敵ですが、やはり特筆すべきは、アシュリーの健気さと教育者としての素晴らしさ。彼女自身、差別されながら育ってきているので、困っている生徒がいると、躊躇なく手を差し伸べます、それこそ、自分のことは二の次にして…。そこが、ディートフリートにしても、読者にしても、どうにもじれったいところですが、ま、何があってもディー君がブレないので、安心です。
　二人がお互いの気持ちを確かめ合う中で、魔力至上主義社会の歪みに気付いていく過程は、意外と社会派漫画の様相も？憲法の下で、基本的人権の尊重や職業選択の自由を、当たり前のように保障されている日本は、思っている以上に良い国なのかもしれません。
　意外と骨太の、そして、期待以上に一途愛ダダ漏れの異世界社会派ファンタジー、もちろん星５超でお薦めです。

支部から…

もともとピクシブで試し読みが上がってて、更新楽しみにしてた作品でした。完結したとあってハピエンなのも知ってたので、ここで見つけて一気読みです。
ディーくんの一途さと、アシュリー（リゼット）の鈍感なところもありつつ人を想う気持ちの温かさやディーくんに向き合うときの先生感あふれている顔つきと、あとは周りの環境の理不尽さも、いい具合にバランスが取れてて気持ちがぎゅっとなる作品でした。

酷い差別

ヒロインとヒーローの関係性がわかって学園編になってから、イラっとする場面が増えてきます。赤髪のヒロインは周囲からバカにされるし、ヒーローはヒロインへの恋心を自覚して果敢にアタックし続けますが、自己肯定感の低いヒロインがお約束の「私なんかじゃ釣り合わない」を発動します。明らかに両片想いなんですけどね…。