みんなのレビューと感想「天狗の台所」（ネタバレ非表示）

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天狗の村出身者は１４になるとき村に帰らないといけない。そこで会った兄やご近所さんや犬に囲まれた、とても丁寧な暮らしを、真反対のニューヨークから来た少年の眼を通してかたっている。おだやか～なはなし。

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スローライフの教科書です。とてものんびり、きれいな田舎の景色と田舎らしい季節感あふれるイベントがあります。
この村出身の人は、一度は天狗になるようで、天狗になったら犬と話ができたりするのだけど、天狗のまま成長する人は少なく、カギはスローライフへの順応性。NYから一時里帰り中の主人公がどうなるか、です。

天狗

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ほのぼのしていて、読んでいてほっとします。
しいていえば、もうちょっと天狗を感じたいです。
何かわからないけれど、先祖返りで羽が生えたって
ただの飾りだとさみしいような。まだ途中なので
これから出てくるのかな。

すごくいい。面白い。現実的かと思いきや、ちゃんと、ファンタジーもおりこまれてる。こんな生活してみたい。

天狗というか天使というか

なぜ天狗（不完全な）なのかわかりませんが、日本の伝統文化を伝えるのに相応しいということでしょうか。
そして、弟がニューヨーク出身なのもよくわかりませんが、都会の現代っ子代表ということでしょうか。

日本の食文化、昔ながらの手作業、周囲の人とのコミュニケーションなど、とても大切なことを思い出させてくれますが、キャラが謎すぎて、そちらに気を取られてしまう。。。