【ネタバレあり】アルマークのレビューと感想

少し読んで、再度試し読みを見ました。あの部分だけでは何もわからないと思う。田舎で腕一本でがんばってきた親子がわかれて、子が貴族も通う魔法学校に通うことになり、差別を経験し、魔法の扱いがわかってないことを学び、友達というものを知り、人として大きくなって行く話です。

コメディ要素がないシリアスな作品だけど、中世の剣士・傭兵の肉体的・精神的な大変さと、身分制度をこえる困難さ、そこをたった一人で乗り越えていくアルマークの強さが感じられる、いい作品です。

子供にも読ませられる作品。差別なくすとか、順序だった学習や努力が大事とか、教訓いろいろ。お父さんともう二度と会えないってのは、かわいそうな気がする。読み進むほどにおもしろくなっていく作品です。

名作の気配

作者が人生で培った何かが作品に散りばめられてます。
読むと人生の糧になりそうな気がします。
好きなシーンは父親が主人公を教育する場面で哲学を教えてる描写。
そういう人生の味が詰まってて好きです。

アルマークって題名は主人公の名前だったんですね。
少し無料があると良かったかなぁ…
購入するには悩みます。