3.0
気の毒
キルシュは王命だから仕方なく婚約した、だからデルメルクを慕ったことなどないと幾度も言う。でも、それはデルメルクも同様だったのでは?
「貴方など好きでない」という態度を10年間取り続けられて、デルメルクは傷つかなったと言えるだろうか?そもそも何故彼だけが純愛を示さなければいけないのだろう?不貞ならばキルシュも心の中で行っていたのでは?
読み終えた時、デルメルクが哀れに思えた。
by
じゅげむのすずかけ
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