みんなのレビューと感想「死にたいと言ってください―保健所こころの支援係―」（ネタバレ非表示）

初めて知りました

心の病気だったり、悩みや苦しさから希死念慮を持つ人が頼る先といえば「いのちの電話」のイメージがあったので、保健所でそういう対応ができる部署があるのは初めて知りました。それでもやっぱりお役所なので杓子定規的な対応しかできないと思うし、実際は漫画のように上手く行かないのが実情です。

家族の環境が影響するのはそうかもしれません。それでも支える家族も心が折れてメンタルやられます。私は自死遺族ですが、もし保健所に相談していれば家族は助かったのかといえば、答えは否だと思ってます。

考えさせられるなー

ただただ辛いけど、ここまで極端じゃなくても、人間誰しもこういう気持ちになることあるよねーって思う。

精神の病系のお話

心療内科的なテーマって、人気あるけど、迂闊に情報ばかり集めるのは危ないという気もしている。漫画だととっかかりやすいと思う反面、下手に知識としてしまわないようにしないといけないと思う。(昔私が下手に他人と関わろうとしてしまった反省から…)

暗い話ですが

暗い話だけど、少し考えさせられるところもあります。人のことをきちんと見てあげなければ間違った方向にいってしまうととんでもない結果になることもあるんだなぁと思います。

参考になる作品

助けて、と言ってもいいんだと救われる作品。保健所が追い込まれた人に対して命をつなげる役割をしていることを知るきっかけになりました。

死にたいと言わせてくれない世間

精神疾患や、その他、希死念慮など。死にたいと言わせてくれないこの世の中。もっとこう言う作品が世に広がって、認知が広がればいいのにとおもいます。

共感する物語

世の中、いろいろ住みづらくやりました。
自分と同じような思いをしてる人達も
いるんだなって思います。

よかったです

自分がうつ病持ちで死にたい気持ちがある側ですが、こういう機関があれば助かる人も増えると思う。
いのちの電話に何度もかけてやっと繋がった時も、ものすごく疲れた感じの声の人に病院に行って薬を飲んでカウンセリングにも通ってと、手短かに言われたことがあります。

大変な仕事ですね。対応したら終わりって訳じゃなく、ちょくちょく電話掛かってきては人間関係の愚痴などを聞いて受け止めてあげなきゃいけない。スッキリ終われない仕事だなーと感じました。

色々

考えさせられる漫画
でも大切なこと　漫画でもしれて良かった
自分でも出来ることあるかな、と考えるきっかけになりました
続きが気になってしまいます