リゾート薔薇村に集う訳あり人のオムニバス
柴門先生の新作嬉しい。登場人物は今までの作品より高齢だが、離婚、息子の死などを傷つきながらも乗り越えていく元気を貰えるよい話。
最初の話(1話~11話)は仕事中心で妻子と別れた男と、哀しい過去の母子の物語。柴門先生らしい波乱万丈の読ませるストーリーで優しさとはと考えさせられた。名言もあり良かった。
次の話(12話~15話)は今度は夫が定年したら離婚しようと考えている女性が主人公。どんでん返しがあり、柴門先生らしい読後感の良い名作でした。
東京ラブストーリーのような若者の恋愛の話してはないですが、感動的な良い話ですので強くお薦めします。柴門先生のファンの方には是非読んで欲しいです。
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5.0