【ネタバレあり】[小説]白銀の王と黒き御子のレビューと感想
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茶柱先生、間違いなし。
いきなり異世界のロマネーシャ国に召喚され、『救国の聖女』と祭り上げられながらも辛い日々を送っていたコウキ。
戦争の終わりと共に今度は戦勝国バルデュロイに『豊穣の御子』として生きることを求められます。
バルデュロイは獣人の国で、その王は『神狼』と呼ばれる狼型の獣人エドガー。
最初の邂逅は人間に嫌悪を抱くエドガーのせいで悲惨な場面になってしまったものの、お互いを知るにつれ徐々に心を寄せ合うようになっていきます。
自分的にちょっと残念なのがエドガーがもろ獣型の獣人のところ。
人型でケモミミ、尻尾が好きなんですよね。
伝説の神狼なのでそこは仕方ないのでしょうが。
そんな2人を見守る獣人たちが魅力的。
将軍で獅子の獣人ライナスの豪放磊落なところは茶柱先生の「愛を与える獣達」のダグラスを彷彿とさせます。
とにかく先が気になってどんどん読み進めてしまいます。ところどころくすっと笑える描写があるのも楽しい。
攫われたコウキと色々な謎が解明されていない中での「続く」は気になって仕方ありません。
早く続編をお願いします。by ウォーターリリー- 1
5.0