オークション・ハウス
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あらすじ
エドモンドオリバー社のマネージメントディレクター、柳宗厳は画商で贋作を見分ける超人的な才能を持っている。ある日、ウィーンの美術史博物館からフェルメールの名作を盗んだという男が爆弾を持ってビルに立てこもった。警察から依頼を受けた柳宗厳は、その部屋に乗り込み、絵を鑑定し、彼しか知らない情報を元にその絵が贋作であることを見破る。ナイフで絵を削ると柳宗厳が言った通りの下絵が出てきたのである。立てこもり犯は絶望のあまり自殺するのだった。そんな優秀な彼はエドモンドオリバー社の次期社長と目されていたが、社長には出来の悪い長男がいて…。
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みんなのレビュー
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人生変わりました
ハードなタッチの絵柄が美術を題材にした内容とマッチしています。絵画に関しての見識は本格的で高校生の時に読んでいた影響か大学では美術関係を専攻しました。アクション描写も緻密で飽きることなく読み進められます。
by たーさん。- 0
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5.0
劇画タッチの漫画が好きなので読んでみました
絵画については無知なので、説明やセリフが長い所はさらっと流し読みです
アクションが見応えありました
若かりし頃のシュワルツネッガーとトムクルーズを足して二で割った様なリュウと女達
女性がとにかく強く美しくて惚れ惚れしました
でも、大切に想う人達が次々亡くなって哀れです
時代的なせいか感性の違いに困惑する場面も多々あります
でも総合的に面白く、また絵が隅々まで手抜きなしで美しく、良い作品だと思いましたby なんですって- 0
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3.0
良くも悪くも小池一夫
英国の老舗オークションハウス、オリバー社の鑑定人・柳宗厳が、美術品を巡る真贋の闘いに巻き込まれて行くアート・クライム・アクション。
主人公の柳宗厳は表向きは鑑定人ですが、実はフェルメールの贋作で有名な「ヒトラーを欺いた天才贋作師」ハンス・ファン・メーヘレンの息子、アダムス・メーヘレン直々に贋作造りを叩き込まれた超一流の贋作師でもあり、そのスキルを十二分に駆使して、オリバー社を狙う様々な敵と戦います。
中でも、柳に強烈な愛憎を抱きつつも敵対する、日本財界のフィクサーの娘・ユミを罠に嵌める為、この世に存在しない「ミケランジェロのクレオパトラ」の絵を造り出し、運命のオークションに挑むエピソードは面白かった!専門家を欺くルネサンス絵画を捏造するため修道院から400年前の埃を取ってくるとか、知ってても絶対使えないトリビアが普通に面白いんですよね。この辺り「メーヘレンの後継者」として説得力があって素晴らしかった。
また、作画の叶精作先生がべらぼうに絵が上手いので、きらびやかなオークションと、そこに飾られた「ミケランジェロの幻の作品」が出されるシーンが豪奢過ぎてヤバいです。
……が、話が進めば進むといつもの「美女とセセセセとガンファイト」な小池一夫アクション作品になってしまうのが惜しい。コーザノストラと戦うにしても、イタリアマフィアなんて昔から贋作盗品捌いてんだから、ガンファイトじゃなくてオークションで騙し騙されの頭脳戦やって欲しかった……。
後半になると、最早ジャンルさえ行方不明です。一○会モデルとおぼしき政治結社のオバハン頭首が、手から闘気エネルギーを放って攻撃してくる……という、恐らく全読者をポルナレフ状態にしたであろう超展開の中、ジャンプして攻撃を避けた柳が空中で何故かスーツを脱ぎ捨てて全★裸になり、オバハンを前★後してしまった場面では、もう何読んでるか分かんなくなってきて死ぬほど笑ってしまいました(笑)。
途中からもうオークション関係ないし、小池作品にありがち過ぎる竜頭蛇尾なラストではありますが、逆に展開が読めなすぎて飽きないと思います。「クライング・フリーマン」のノリがいける人なら楽しめる筈!by 牛の首2- 1
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2.0
タイトルと内容が…
絵画などの真贋の見分け方やオークションについての話がメインなのかと読み続けていますが、ほとんど銃撃戦で人が死ぬ話ばかりです。
タイトルと内容が一致しないので、いつまで読もうか悩んでます。もう少し読み続けたらオークションにかけられるような絵画や彫刻などの美術品に関する話がもっと出てくるのでしょうか?by りりべっと- 0
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4.0
日本が裕福だった頃の話
この漫画の話は日本が裕福だった頃。今は子ども達が学校に行けなかったりご飯が食べられない時代。どうしてこんなに貧しい国になったのか。また裕福な国に戻りたい。
by ネコ饅頭- 2
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3.0