2.0
大好きだったけど、離脱しそう
大好きな作品の一つで、毎回楽しみに読んでいたのですが、51-52話の夫人の噂話を回収する所で、違和感を覚えました。
ご都合主義なのは、漫画だから仕方ないかもしれないけれど、主人公が望むような方向に場が動きすぎて違和感。
酷い噂を流して見下した人たちを懲らしめ、ざまぁな気分を味わいたかったのは分かるけど、現実にはだいぶ無理がある流れ。
(全く会の趣旨に合わない話を繰り広げ、ドヤってる主人公に、ここで若干ひいてしまった)
そして主人公を襲った犯人を、猟奇的な首斬りで成敗し愛を叫ぶ第二王子。それが狂気なのは分かるけど、そいつを殺してくれと夫に頼む主人公にも、さらに違和感。
"キモイやつ(悪役)は死んでいい、殺されて当然。"
という思想が、毛嫌いしてる第二王子と全く一緒!この構造、気づいてる?あなた類友ですよ〜というね。
でも、この第二王子のおかげで、ヒロインヒーローの仲が深まってるのだから、やっぱり共通の敵を持つ事は役に立つんだな〜と悪役の存在意義を再確認。
(でも私はこの構造あんまり好きじゃない。)
私はもっとレース産業を盛り上げて聖母?と謳われるようにまでなったビアンカがどう活躍したのかを中心に見たかったのだけど、レースをお披露目して王都で流行らせたのかしら?くらいはわかるけど、見たい所が全然進まず、今後共通敵(第二王子)との戦いがメインで続くなら、もう読むの辞めようかな〜。
と、離脱しそうになっています。
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