【ネタバレあり】光が死んだ夏のレビューと感想

真夏の悪夢

13話の特別編まで
前の話で光の中がぶわぁって飛び出してこれからどうなるのか先の展開が気になるところで終わった

光が登った山には何があったのか、中身はなんなのか
親友の死を受け入れられない少年の葛藤が真夏の真昼に見る悪夢のようにじっとりと張り付いてきて忘れられない感覚になる

怪異と土着の奇習そしてBL

怪異と土着の怪しげな奇習、死んでしまった親友の体に入った、主人公の事大好きな神かもののけかわからないもの。
はっきり言って好物です！キャラが話している方言から、てっきり和歌山の話だと思ってたんですが山を挟んで反対側の三重県が舞台だったんですね。今のところ、死んだ友人の光が、代々なにがしかの儀式にかかわってきた家の子だということはわかってきたのですが、ヒカルの体に入ってしまったモノが、いいものなのか、人に害なす排除すべきものなのか？謎が多くてワクワクします。

光が死んだ夏

最初からインパクトありすぎる
BLだけどどろどろしてないっていうか！！
本当の光と偽物のヒカルで文字変わるの深くて好きすぎる（

前々からアニメ化とかボイスコミックとかの情報とかで気になって、友人から借りて読んで見たんですがこれはまた....
BL系ぽいとは聞いたけど、それ以上にその場の雰囲気とか不気味さ、情景が伝わって本当にすごかったです...。
ホラー系は中々読みませんが、これはホラー以上に感じるものがあってとてもおすすめです。

うわー

いわゆるBLなのかと思ったらホラーになるし怖いわと思うけどでもせつない一面もありますよね別の存在なのだと気づいてしまってもそれでも一緒にいる日常

光が山から帰って来たら中身が別の得体の知れない何かになっている。それを知りながらも離れられないよしお。ホラー要素もありつつ歪んだ関係を描いていてちょっとサスペンスドラマ的な感じがする。

光の明るさゆえにじっとりとした不気味さが強調されている。読んでると不安が煽られて情緒をめちゃくちゃにされる。

惹き込まれる

光とよしきの不思議な関係が
なんとも不穏で異常で謎に満ちた感じが
面白さを引き立てる
村の裏の面も気になる微ホラーが混じった作品

心がざわざわするストーリーでした。一緒にいるのはホントは誰なのか、どんな気持ちで傍にいるのか気になります。

怖くて官能的

行方不明だった友人の光が得体の知れない何かにすり替わって帰って来た…
確信ある違和感、だけど友人を失うよりはとその何かを受け入れるよしき

ゾワっとしながらも続きが気になって読んでしまう面白さ！そして怖いながらも妙に色気の混じった可愛らしさが化け物・ヒカルにはあって、本当に今までにない感覚を覚えます。