最後の小鳩

あらすじ

百年ほど前、奇妙な病が流行し、多くの人間が死んでいった。当時の人間が考えた解決策は、病の温床である人間同士の触れ合いを避けるため、大量のアンドロイドをつくり、文化的生活を送るための維持管理を任せることだった。それでも病は収まらず、人間の数は減っていく一方だった。そして今やアンドロイドの時間も、尽きようとしている。残り5日、人間とアンドロイドの最後の時間が、世界にもたらすものは――。

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みんなのレビュー

  1. 評価:5.000 5.0

    二度読んでさらに面白い

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    面白くて一気に読んでしまった。
    今の世の中、コロナが今以上に蔓延し、それと同時に人工知能の発達がこのまま進むと、こんな話もあり得るのかもしれないと、考えさせられた。
    4話まで読んで、え?っ思い、最初から読み返した。すべて辻褄が合っていて、なるほど!とさらに面白く感じた!二度読んでさらに面白い漫画!

    最後のシーンまでがだいぶ飛んでるので、最後の日から、どうやって研究を完成させたのかなど、間の話が知りたい。

    • 6
  2. 評価:4.000 4.0

    ネタバレ レビューを表示する

    ネタバレ注意です。


    全5話完結という少ない話数なのに
    読みごたえがあると思います。

    ただ世界観が独特で、
    ひとつの状況を理解するのに
    少し時間かかりました。

    事態を呑み込むスピードが
    自分の中では普段よりワンテンポ遅れになった。

    「……??」→「……(振り返り中)」→電球ピコーン(理解する)みたいな。
    あくまで個人の感想です。
    ただ自分が理解力なくてニブイだけかもしれません。

    意外な展開でラストにつながっていくので
    途中からは
    頭が追いつかない状態のままで読んでた。

    小さいものから大きいものまで
    どんでん返しがいくつかあって
    「えぇー」となる。


    最後の最後で
    ハッピーエンドに突入したのがよかった。
    終わり方が晴れやか。
    まさに終わりよければすべてよし!
    奥が深いストーリーでした。

    • 4
  3. 評価:5.000 5.0

    映画「アンドリューNDR」を思い出した

    ネタバレ レビューを表示する

    この漫画、もしかして、アンドロイドと人間のイメージが逆かな・・・
    と思っていたら、やはりそうでした。

    最も長生きしているアンドロイドは辛かった。
    好きになった人間が年を取って次々に死ぬのに、
    自分はしねない。
    死者の記憶だけが残って、アンドロイドを苦しめる。

    何度アンドロイドの機能が停止しても、
    人間はアンドロイドを治して再起動させ、
    次の人間のためにアンドロイドを奉仕させる。

    でも、この漫画のアンドロイドは、
    最後は大好きな人間と一緒に年を重ねていくことができた。
    まるで人間のような望みと選択のハッピーエンド。

    人間になりたかったアンドロイドを描いた映画
    「アンドリューNDR 114」(原題;Bicentennial Man。直訳:200年生きた男)を思い出しました。
    (ロビン・ウィリアムズ主演。)

    このアンドロイド、アンドリューNDR114は、
    人間になりたくて、
    アンドロイドの外観を人間の外観に変え、
    人間の女性を好きになって、
    人間になったことを証明するために、
    人間と同じように死ぬことを選択したのでした。

    人間と同じように死ぬことで人間になったつもりになる・・・
    この辺が人間じゃないなぁ…と思うんですけどね。(笑)
    本当の人間なら、
    辛いことはなるべく忘れたがり、
    楽しいことを考え、
    死の恐怖で生きることにしがみつくでしょうから。
    アンドロイドには死の恐怖が組み込まれてなかったので、
    死の恐怖がなく、死ぬことが怖くなかった。
    ・・・といえば身も蓋もないですけど。

    それでも、アンドロイドが
    人間の生命や人生に対する価値観で
    アンドロイド人生を生き、
    厳かな死を選んだことで、
    漫画の読者や視聴者は
    心の底から揺り動かされて感動してしまうのです。

    この漫画もそう。
    優しい雰囲気のなか、話が進みます。
    アンドロイドも人間も優しいです。
    素敵な漫画でした。

    課金して良かったです。(笑)

    • 2
  4. 評価:5.000 5.0

    I wish I were a bird

    ネタバレ レビューを表示する

    奇病により、多くの人間たちは死に、アンドロイドたちが残された世界。そんな中、1人生き残ったチヒロは全てのアンドロイドが完全に停止する最後の日まで穏やかな日常を過ごしていく。そして1人残されたチヒロはアンドロイドと人間が互いに幸せに共生できる世界を創るため、博士の研究を引き継ぐ。そして時を経て彼が掴みとった未来とは-
    今まで読んだことがないくらい、穏やかで静かな話です。でも心に刺さるものがあります。漫画で初めて読んで良かったと思えました。

    • 1
  5. 評価:3.000 3.0

    どっちがどっち?

    ネタバレ レビューを表示する

    この作者さんの『羊の夢』も読みましたが、ラスト1話にならないと、どちらがどちらかわからない設定?になってますね。

    『羊の夢』も途中までは子供が羊になってるのかと思ったらラストでお母さんやったんかい!となったし、『最後の小鳩』もラストでカズトが人間ってわかったけど、最初はカズトがアンドロイドなのか?と思い読み進めてると、カズトが人間だった。

    最初どちらがどちらかわからなく???となりながらも、有料が1話だけだったので最後まで読みましたが、もし有料が何話もあったら間違いなくドロップアウトしてました。

    ラストの画面で年老いたカズトとチヒロの姿が…
    チヒロが停止する1分前に『一緒に年を取りたい』といった言葉を実現させたカズトは凄いよね。
    何かジーンときました。

    • 2

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