セシルの女王 3巻
あらすじ
エリザベス1世と彼女を支えた忠臣の物語。「俺がエリザベス様をこの国の女王にします」アン王妃にそう約束したウィリアムは、ケンブリッジへと進学。学内ではカトリックとプロテスタントが混在し議論を深めていたが、国王ヘンリー8世に背く立場として、大学総長であり、カトリック司教ジョン・フィッシャーがロンドン塔へ収監される。時の権力者・クロムウェルに、釈放の条件としてフィッシャーに国王支持を表明させるよう言い渡されたウィリアムは――!?歪む音を立てながら、強引に進む時代。大人にならざるを得ない少年たち。そんな折、前王妃・キャサリンの訃報が届き、ウィリアムの、アンの、エリザベスの運命を大きく揺るがすこととなる激動の1536年が幕を開ける――!!!!!
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