セシルの女王 4巻
あらすじ
王妃アン・ブーリン、その運命の日――激動の1536年――前王妃キャサリンの訃報が届いた半月後。その呪いか宿命か、馬上槍試合で王は落馬、待望の王子出産直前だったアン・ブーリンは流産をしてしまう。焦った兄ジョージの失策も重なり、王の寵愛を失ったアンは不貞の冤罪をかけられ、無情にも処刑を言い渡される。“王妃は、まだ生きている”託された手紙を読んだウィリアムは、必死に馬を駆け彼女の元へと急ぐ。その時、残された一人娘エリザベスは――そして物語は更なる混迷のはじまり……1539年へ!!
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