[小説]傭兵団の料理番

傭兵団の料理番
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あらすじ

料理人志望の青年・東朱里が異世界にトリップしたところから物語は始まる。朱里を拾ったのは、傭兵団の団長、ガングレイブ。雑用として傭兵団に身を寄せる朱里は、徐々に料理の腕を振るうことで自らの存在価値を高めていく。傭兵団の各隊長たちは一癖も二癖もある人物揃いだったが、朱里は料理を通じて彼らと心を通じ合わせていった。発明を手伝い、剣の悩みを聞き、恋の後押しをする……。少しずつ、朱里は傭兵団の仲間たちに認められていく。しかし、朱里はまだ知らない。自分自身が英雄として語られる存在になることを。

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  1. 傭兵団の料理番 11
    傭兵団の料理番 11
    川井昂 / 四季童子
    必要ポイント:700pt

    領主となったガングレイブは毎日仕事に追われていたが、反領主派によるストライキが起こしたり、ガングレイブたちの親と名乗る人物が現れて多方面に迷惑を掛けるなど、混乱が増していく。また、アーリウスとの関係も曖昧なままでいるなど、プライベートの問題も山積していた。一方シュリも、弟子となったガーンとアドラと共に城の厨房で忙しく働いていた。そんなある日、オリトルの宮廷料理長ゼンシェの孫、ミナフェから料理勝負を挑まれる。彼女も実力ある料理人。周りからもてはやされるシュリの腕を疑う彼女は初対面でいきなり喧嘩を吹っ掛ける。「お前がそんなご大層な料理人だとは思えないっち。証明しろ」テビスたち立会いの下、お菓子対決が行われることになるのだが----。その結末は、まさかまさかの……!?

  2. 傭兵団の料理番 12
    傭兵団の料理番 12
    川井昂 / 四季童子
    必要ポイント:720pt

    新たな弟子としてミナフェが加わり、ガングレイブとアーリウスの結婚式に向けて忙しい日々を過ごすシュリ。そんな中、スーニティ領主一族で正妃の末娘・フィンツェが帰国する。名門レストランの料理人の職を捨ててまで帰国した目的は、ガングレイブから領主の座を取り戻すこと。彼女はシュリに料理対決を挑むが、テビス姫のはからいで、勝負は結婚式でつけることに。一方、エクレスたちは、行方不明となっていたエクレスとフィンツェの母親・エンヴィーと、ガーンの母親・マーリィルとの再会を果たす。しかしエンヴィーたちが領地に戻るには、解決しなければならない貴族派の問題が山積していた。

  3. 傭兵団の料理番 13
    傭兵団の料理番 13
    川井昂 / 四季童子
    必要ポイント:730pt

    ガングレイブとアーリウスの結婚式が無事に終わり、テビス姫たちが帰国したあと、再びシュリは旅立つこととなった。次なる仕事は、新領主ガングレイブに対して悪感情を持っている領内の有力者たちを説得すること。良質な糸と布を生産するシュカーハ村はエクレスを支持しており、婚礼衣装を巡る行き違いでガングレイブは憎まれていた。そこでシュリは料理を振る舞い、リルは製糸工場を改善し、アサギやクウガたちは子供たちに武勇伝を語って村人たちの警戒心を解いていく。周辺の村々の物資を集積し売買する、商人が仕切るエエレ街。シュリとリルは豊穣祭が近づく村で神殿の目から逃れつつ、そこに住む子供たちと交流する。夏休みのようにシュリとリルは仕事を忘れて遊び呆けた。そんな旅の中、ウゥミラ村で災害が発生する。救助に向かったシュリたちが目にした光景はまさに地獄絵図。シュリは被災した人たちのために必死に料理を作り励ましていく。リルとオルトロスは生き埋めになった村人の救助を、エクレスとアサギは被災者の介護を、クウガは火事場泥棒を取り締まるべく動く。一段落して旅立ったシュリたちは、そこで一人の男の襲撃にあった。かつてオリトルの魔剣騎士団団長ヒリュウを切り伏せ、あまりの噂の量から逆に存在を怪しまれた武術の達人、リュウファ・ヒエンとの戦闘。クウガはリュウファと交戦に入るものの――。

  4. 傭兵団の料理番 14
    傭兵団の料理番 14
    川井昂 / 四季童子
    必要ポイント:730pt

    シュリ、誘拐される! 新章突入も…衝撃の幕開け! ドラマCD付き特装版も同時発売。*本商品にドラマCDは付いておりませんスーニティ領内の主要な街や村を回っていたシュリたちだったが、魔人リュウファ・ヒエンの襲撃によってシュリが誘拐されてしまった。ガングレイブたちはシュリ救出のために他国に支援を求めるが、テビス姫はシュリを手に入れる最適な時期を狙うという思惑を抱いていた。リュウファはシュリを連れ、目的地であるグランエンドに向かう。シュリはリュウファの主が自分と同じような転移者……地球から来た人間であることを知る。そしてシュリがリュウファに従うかわりに誰も殺さないという約束を二人はかわす。やがて、もう少しで国境を越えるところで、シュリを奪還に来たリルたちがリュウファに追いつき、戦闘が始まる。だがシュリはリュウファが誰も殺さないという約束を守るために、手加減をして戦っていることを知る。一方、リュウファは誰も死なさないために逃げないシュリを見て、救出隊全員を殺さず戦闘不能にする。シュリはリルに、リュウファに着いていく理由を話して去ったのだが----。

  5. 傭兵団の料理番 15
    傭兵団の料理番 15
    川井昂 / 四季童子
    必要ポイント:740pt

    グランエンドでかつての同僚で友人である篠目と再会したシュリ。だが、シュリは再び遠くへと赴くこととなる。そこはグランエンドの支配者、ギィブの末姫であるアユタが長を務める前線基地であり、シュリをアユタの料理人にするためだった。しかしアユタは好き嫌いが激しく、激辛料理以外を食べると躊躇なく暴力を振るう手に負えない姫様だった。実際に被害に遭っている前任の料理人から話を聞いたシュリはアユタに激辛以外の料理を振る舞い、この状況を打開しようと決心する。アユタの激辛好きを改善し、シュリがここから去った後の料理人たちが危害を加えられないようにするために行動を開始する。だが、シュリを監査するために六天将のミコトとビカも砦に来るようになり、さらに忙しい日々を送ることになってしまった。ビカは鍛錬のしすぎで体を壊しかけていたところを、シュリの料理と世話によって体調を回復させていく。一方、ミコトはカグヤの小説の読者であることがわかり、シュリと交流を深めていく。だが、ミコトはシュリに違和感を覚えていた。ある疑いを持ったミコトはアユタと相談し、シュリの調査を開始するのだった。

  6. 傭兵団の料理番 16
    傭兵団の料理番 16
    川井昂 / 四季童子
    必要ポイント:770pt

    いつ死ぬかわからないなら、いつも好きなものを食べていたいー-大人気飯テロシリーズ最新刊。天才料理人と姫様に最大の危機が?グランエンドの国主の城からやって来た六天将の長、ミコトによる監査が終わった。結果は問題なしと判断され、ミコトはアユタ姫の命令によってシュリの過去を探るために、シュリのことを最もよく知っていると思われるテビス姫の周辺を探るために、ニュービストへと旅立った。その後、シュリはネギシに特別な料理を作ってほしいと催促され、困った事態に陥る。アユタ姫専用の料理人として赴任しているシュリとしては、アユタ姫以外の個人のリクエストに応えると問題になる可能性があるため断ろうとするものの、勢いに押されて了承してしまう。そんなとある三日月の夜。シュリと親しく月見酒を楽しんだことで油断したネギシは、あることをみんながいる前で言ってしまった。その場では問題にならなかったものの、自身の迂闊さを恥じたネギシはシュリを避けるようになってしまう。謝罪する状況を見いだせないネギシが悩んでいたところ、戦の報せが入る。出陣した先の野営地にて、ようやくネギシはシュリに謝罪することができた。しかしシュリは、ふとしたことでアユタ姫たちに正体を知られ、グランエンドの支配者を取り巻く闇と自身の境遇を話すこととなった。アユタ姫たちは信長の存在を知り、打倒することを誓った。自身が戦うべき本当の敵を改めて見定めたアユタ姫たちのために朝食の用意をしていたシュリだったが、耳に届いてきたのは鬨の声。大勢の敵の集団が襲ってくるところだった。戦ううちにネギシたちとはぐれてしまったものの、敵の襲撃からなんとか逃げ出したアユタ姫とシュリ。森の奥の洞窟に逃げ込み、雨と寒さを凌ごうとするが、冷えきった体を温めるものは何もない。そんな中、アユタ姫は低体温症に陥ってしまい……。

  7. 傭兵団の料理番 17
    傭兵団の料理番 17
    川井昂 / 四季童子
    必要ポイント:780pt

    超人気グルメファンタジー最新巻!姫のご乱心がとんでもないことに!?「この女が、憎い」。砦に走る緊張感!「宣戦布告だぞ」。戦場で神殿騎士からアユタを守ったシュリ。その結果、アユタは『理想の相手』であるシュリへ恋心を抱くが、テビス姫との会話がきっかけで、常軌を逸してシュリに執着するようになり、周囲を巻き込むことに。シュリは自分への歪んだ恋心を抑えるために決死の覚悟でアユタを諫めた。一旦は落ち着いたものの、その執着の原因がカグヤが書いた官能小説だったことを知ったコフルイが激怒して小説の朗読会を実施。皆の前で晒し者にされたシュリとアユタとミコトは羞恥心にまみれるが、砦は平穏な日常を取り戻すかに見えた。しかしグランエンドの首都にいるはずのリュウファが突然やってきて、一気に緊迫感に包まれる。『うち』はシュリに食事を要求するが、アユタがシュリの身の上話を聞きたがり、シュリは地球にいた頃のことを話すことに。両親の話をするうちに突然、リュウファの隠れた人格『当方』ことガンリュウ・ヤナギが出現した。そしてシュリは、ガンリュウによって恐ろしい真実を知ることになる。大陸の外に存在する『敵』、自分の出生の秘密、家族の本当の正体、人間がこの大陸に逃げてくる原因となった黒幕の存在。同時に、国主ギィブの暗殺の知らせが届き、神殿の間諜が暗躍するなど、状況は目まぐるしく変わっていく。そんな中、アユタは父親であるギィブの仇を討つべく行動を開始する。だがそのときダイダラ砦には、シュリ奪還を目指すガングレイブたち、ウーティン、ヒリュウ、六天将の面々が集結しつつあった。ついに歴史上最も短くも激しい戦闘『ダイダラ砦電撃戦』の火蓋が切られようとしていた。

  8. 傭兵団の料理番 18
    傭兵団の料理番 18
    川井昂 / 四季童子
    必要ポイント:760pt

    待望のコミック連載開始! 致命傷を負ったシュリ。一触即発の状況でリルとの恋は? 調理場の秩序崩壊。全ての所業が暴かれる。混迷を極めたダイダラ砦の電撃戦は『神殿』の聖人アスデルシアの介入により、収束した。アスデルシアは自身を東緑藍と名乗り、シュリの姉であると告げた。シュリは、六天将の一人であるローケィに襲われて致命傷を負うが、そんな絶体絶命の状況下で、リュウファの7人目の人格のガンリュウも刃を向けてくる。場が混沌とする中、突然シュリに仕込まれていた魔文により、シュリとリュイランの母親である東翠鈴が顕現した。その場は収まったものの、ついにサブラユ大陸やそこに住まう人間たちの秘密が明かされることになる。一方、ダイダラ砦電撃戦の後、シュリとリルは互いの想いを確認し、恋人同士となった。仲間たちとの再会、さらに異世界で出会った血を分けた姉リュイランとの交流に喜びを噛み締めるシュリだが、彼らはリュイランからこの大陸の隠された秘密を聞くことに。遥か昔、何が起きたのか。大陸の外にいる『敵』とは一体何なのか。なぜ人間はサブラユ大陸に逃げ込まなければならなくなったのか。そして、スイリンことグリィンベルバル・『ファースト』・アプラーダが何者で、何をしたのか、全てが晒されることに。ダイダラ砦を出て、ようやくスーニティへの帰還を果たしたシュリたち。しかし、シュリは自分がいなくなったことによる影響を目の当たりにした。いい加減な仕事をしていた者、仕事を投げ出した者、それを放置した者がいて、シュリは全員を叱りつけて仕事をさせる。さらに調理場の秩序までもが崩壊しており、ガーンを支えるように頼んだフィンツェとミナフェがいなくなったことを聞いたシュリは、二人を連れ戻すために再び動き出すのだった。

  9. 傭兵団の料理番 19
    傭兵団の料理番 19
    川井昂 / 四季童子
    必要ポイント:720pt

    ヒーロー文庫12周年! コミックス1巻発売中! 食王になる青年の悔しさとは? 城に盗聴器? 暗殺者たちをお菓子で懐柔?誘拐されていたシュリは、無事に仲間の元に帰還を果たした。シュリが不在だったため城も厨房も人々も荒廃していたが、平穏な日々を取り戻すべく早速行動を起こすシュリ。まずは厨房を勝手に辞めて街で料理店を開いたミナフェとフィンツェを連れ戻すことに。リルとアドラと共にミナフェの店へと向かったが、城下町の大通りに面した店は行列ができて大繁盛していた。しかし店内を窺うと、そこには街の荒くれ者に「みかじめ料」を強請られているミナフェの姿が。なんとか荒くれ者を退散させて、シュリは、城の厨房を去った理由をミナフェに聞いた。しかし信念や理由があるわけでもなく、ただ店を持ちたかっただけらしい。その事実に怒りを露わにしたシュリは、続いてフィンツェの店を訪れる。彼女の店は職人たちに人気があり、繁盛していた。店が終わってから訪れると、フィンツェは歓迎してくれた。話をしてみると、フィンツェとシュリとの間の認識に食い違いがある。勝手に厨房の仕事を放り出したと思っていたフィンツェだが、事前にガーンの元に手紙で知らせていて、仕事の最中に手に入れた情報を提出していたという。話をするうちに、どうやら情報を盗まれていることがわかり、城のあちこちに盗聴器が仕掛けられていることが判明。犯罪組織の存在を察知したガングレイブたちは、黒幕を追い込むべく行動を開始する。シュリとリルがフィンツェの元へ、ガングレイブたちは黒幕のところへ向かったところ、暗殺者と遭遇して戦闘となる。捕縛した暗殺者たちは「ヴァルヴァの一族」と名乗り、シュリは彼らを懐柔するために、菓子を提供しようと考えるのだが??。

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みんなのレビュー

  1. 評価:1.000 1.0

    漫画とノベルどっちが面白いかというと

    漫画とノベルのどちらが面白いかというと、私の場合想像力が貧困なので断然漫画ですね。ただノベルだと細かい設定や作者の息づかいが感じられて妙なリアリティが生まれる事もありますが

    by JFO
    • 0
  2. 評価:2.000 2.0

    料理が美味しそう、私も作ってみたい

    とても料理が美味しそうで私も食べてみたいと思った。そして私もこんなふうに作ってみたいと思った。!!!

    • 0

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