[小説]傭兵団の料理番

あらすじ

料理人志望の青年・東朱里が異世界にトリップしたところから物語は始まる。朱里を拾ったのは、傭兵団の団長、ガングレイブ。雑用として傭兵団に身を寄せる朱里は、徐々に料理の腕を振るうことで自らの存在価値を高めていく。傭兵団の各隊長たちは一癖も二癖もある人物揃いだったが、朱里は料理を通じて彼らと心を通じ合わせていった。発明を手伝い、剣の悩みを聞き、恋の後押しをする……。少しずつ、朱里は傭兵団の仲間たちに認められていく。しかし、朱里はまだ知らない。自分自身が英雄として語られる存在になることを。

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  1. 傭兵団の料理番 1
    傭兵団の料理番 1
    川井昂 / 四季童子
    必要ポイント:590pt

    料理人志望の青年・東朱里が異世界にトリップしたところから物語は始まる。朱里を拾ったのは、傭兵団の団長、ガングレイブ。雑用として傭兵団に身を寄せる朱里は、徐々に料理の腕を振るうことで自らの存在価値を高めていく。傭兵団の各隊長たちは一癖も二癖もある人物揃いだったが、朱里は料理を通じて彼らと心を通じ合わせていった。発明を手伝い、剣の悩みを聞き、恋の後押しをする……。少しずつ、朱里は傭兵団の仲間たちに認められていく。しかし、朱里はまだ知らない。自分自身が英雄として語られる存在になることを。

  2. 傭兵団の料理番 2
    傭兵団の料理番 2
    川井昂 / 四季童子
    必要ポイント:600pt

    現代地球の日本から戦国時代の異世界、サブラユ大陸に転移してしまった、料理人志望の少年、東朱里。ガングレイブ傭兵団に拾われてから、料理番という自分の役割と居場所を見いだしていく。しかし、その道中で朱里は病に冒され、床に伏すことになる。献身的な仲間の介護によって回復するが、そこで彼は仲間たちから認められていることを知った。日本で待つ家族を思い涙し、自分を思う仲間に感謝し、彼はこの世界で生きていく覚悟を決めていく。自分にできる、旨い料理で彼らを支えていくことを誓ったのだった。

  3. 傭兵団の料理番 3
    傭兵団の料理番 3
    川井昂 / 四季童子
    必要ポイント:620pt

    戦争に勝利したガングレイブ傭兵団。戦勝祝いの宴の席で料理の実力を示したシュリは、ニュービスト王家の姫、テビス・ニュービストから手元に置きたいと誘われる。誘いを断ったシュリたちは次の町へ向かう準備を始めるが、なぜか必要な物を買いそろえることができず、店では門前払いにされる事態が起こる。ガングレイブは傭兵団の内部に裏切り者がいることを察知し、行動を開始する。シュリの尾行と護衛をするオルトロスが見たのは、信じたくない現実だった。裏切り者を特定し、動き出すガングレイブたちだが、オルトロスの心は晴れない。シュリはそんなオルトロスを励ますために、料理を振る舞うのだが―――。

  4. 傭兵団の料理番 4
    傭兵団の料理番 4
    川井昂 / 四季童子
    必要ポイント:620pt

    ニュービストでの騒動を終わらせたシュリたちガングレイブ傭兵団は、来たる冬へ向け、別の街で年明けを待つことにした。到着した街で休息を取る傭兵団の元に地元領主が訪れて戦の依頼をする。ガングレイブは気乗りしなかったものの、戦の規模と報奨金の額を提示され、冬越えに支障はないと依頼を受けた。しかし、これが後に大きな後悔となる。条件になかった領主の息子の帯同、提案の無視、罵倒、デタラメな戦略で戦況は悪化し、ついには敵の得意な山中へおびき寄せられる。相手の絶え間ない奇襲と強襲。しかも領主の息子が勝手に戦線を離脱。ガングレイブ傭兵団は戦場に取り残されてしまうのだった。

  5. 傭兵団の料理番 5
    傭兵団の料理番 5
    川井昂 / 四季童子
    必要ポイント:620pt

    オリトルの国の戦争に呼ばれたシュリたちは、魔剣騎士団と呼ばれる軍隊を目にする。魔力で身体能力を強化し、戦場を縦横無尽に駆け巡り敵を屠る一騎当千の猛者たち。幼い頃から魔剣騎士団の武勇に憧れていたクウガは彼らの活躍を目にすることで、さらに敵愾心を募らせていく。折しも時期は、オリトルの国の祭りの時期だった。戦争が終わったあと、シュリが休息を取っていると、テグとオルトロスから誘いを受ける。傭兵団もオリトルの菓子屋台祭りに参加するから、是非とも商品となる菓子を作って欲しいと。果たしてシュリはどんな菓子を作るのか――――。

  6. 傭兵団の料理番 6
    傭兵団の料理番 6
    川井昂 / 四季童子
    必要ポイント:630pt

    オリトルでの騒動を終えたシュリ達が次に訪れたのは大陸最大の宗教組織『神殿』が存在する国、フルムガルド。「神座の里」出身だと思われているシュリにとっては近寄りたくない国だが、補給と休息のために一時的に立ち寄ることになった。シュリはこっそりと屋台料理を満喫したり、見かけた調味料で料理を作ったりと意外にも平和に過ごす。しかし、滞在先の宿屋に「神殿騎士」が押しかけてきて、ガングレイブとクウガが連行されてしまう。シュリたちは二人を取り返すため、神殿の上層部がいるという花街へ命を賭けた交渉に向かうのだが――。

  7. 傭兵団の料理番 7
    傭兵団の料理番 7
    川井昂 / 四季童子
    必要ポイント:640pt

    魔晶石の補給と報酬を受け取るため、雪国アルトゥーリアへと立ち寄ったガングレイブ傭兵団。そこは魔工師の楽園ともいわれるほどに技術が進んだ先進国であり、かつてリルがそこの魔工研究所に所属したいと夢見たほどであった。ガングレイブたちが依頼された仕事の報告も兼ねてアルトゥーリア城を訪れると、その場にいた次期国王となる王子のフリュードが、アーリウスを自分のモノにすると言い、連れ去ってしまう。傭兵団は当然アーリウス奪還のために動き始めるが、周囲は吹雪で悪天候。たとえ城に侵入してアーリウスを奪還しても、強行突破して国を脱出するには不利な状況。シュリたちは武力を行使しない方法がないかと、策を練るのだが――。

  8. 傭兵団の料理番 8
    傭兵団の料理番 8
    川井昂 / 四季童子
    必要ポイント:670pt

    アルトゥーリア城に囚われたアーリウスを助けるため、「傭兵」としてのタブーを破り、革命を起こしたガングレイブ傭兵団。シュリは周囲の惨状を見て、自分がガングレイブを焚きつけたせいだと自責するが、いつまでも足手まといでいられないと、炊き出しをして革命兵の英気を養うことに専念する。リルは盗まれた資料を取り戻すために魔工研究所に向かい、ガングレイブは王城を目指して一直線に突き進む。それぞれが己の役割を果たしていき、遂にガングレイブは遂に王城に辿り着く。しかし、フリュードが待つであろう謁見の間に踏み込むと、そこにはアルトゥーリア王が血まみれで倒れていて――。

  9. 傭兵団の料理番 9
    傭兵団の料理番 9
    川井昂 / 四季童子
    必要ポイント:670pt

    アルトゥーリアで革命軍に加担し、革命を成功に導いたガングレイブ傭兵団。新たにスーニティ国で仕事を請け負って勝利し、その地で領地をもらって仕官できることになったと団長から聞かされ、団員たちは喜びに沸く。ただ、その裏にはスーニティ国内の抗争が絡んでいるとガングレイブから聞かされ、歓喜の様相は一変する。内政を司る長男エクレス。軍事を司る次男ギングス。後継者候補二人の派閥争いを承知した上で、仕官話を受けることにした傭兵団。戦勝祝いの宴で、シュリは目玉となる料理を作るようにエクレスから命じられるのだが――。

  10. 傭兵団の料理番 10
    傭兵団の料理番 10
    川井昂 / 四季童子
    必要ポイント:680pt

    「俺を弟子にしてくれ!」「結婚するならシュリ……」「シュリを引き取る!」その人柄と料理の腕前に、男女問わず、身分関係なく引く手数多の傭兵団の料理番・シュリ。その魅力の魔力は、ついには国家間の争奪戦を引き起こす事態に。ニュービストのテビス姫、アズマ連邦のトゥリヌ、オリトルのミトス、アルトゥーリアのフルブニル――。四か国の王族が集まったシュリを賭けた綱引きの行方は?一方、剣鬼クウガの耳には、穏やかではない情報が入る。「異形の怪物」「賢人魔法」……心ザワつくワードの意味とは?そして、今、戦乱の世が大きく動き出そうとしていた――。

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みんなのレビュー

  1. 評価:1.000 1.0

    漫画とノベルどっちが面白いかというと

    漫画とノベルのどちらが面白いかというと、私の場合想像力が貧困なので断然漫画ですね。ただノベルだと細かい設定や作者の息づかいが感じられて妙なリアリティが生まれる事もありますが

    by JFO
    • 0
  2. 評価:2.000 2.0

    料理が美味しそう、私も作ってみたい

    とても料理が美味しそうで私も食べてみたいと思った。そして私もこんなふうに作ってみたいと思った。!!!

    • 0

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