シワの首輪
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あらすじ
20XX年、少子高齢化に伴い年金納付者の負担額が上がる一方で、納付拒否者が続出。政府は、受給対象者の高齢者2名と納付対象者1名を一定期間の共同生活を通して、拒否感をなくしてもらうことを目的とした「国民年金適応共同政策」を講じた。塩野正一(しおのせいいち)も、受給者の1人だが、共同生活の対象者である若者、金光優心(かねみつゆうしん)は過去に何人もの受給者に「チェンジ」を言い渡した噂があり…。不安を抱えたまま塩野はチャイムを鳴らす。赤の他人との不思議な共同生活が今始まる――
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みんなのレビュー
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年金制度
年金は年々高くなるばかりで今の若者が受け取る側になる頃には受け取り金額は減り、個人の貯金がなければ老後の生活は成り立たないような未来だと言われています。支払い金額は増え続け、自信の生活がままならないなんて方はもう既にいるのではないでしょうか。支払う年金額も増え続け、住民税、健康保険額、どんどん上がっております。こんなんじゃ老後の貯金どころの話ではありません。では、そんな低所得者への措置は?死ぬまで働けと?漫画に出てきた若者の生活はあり得ない話ではなく、もう既にたくさんいる中の一人であると思います。未来のために専門職に就きたくともその専門知識を学ぶためにはまたそこでお金が必要になります。そこで苦肉の策として奨学金を借りるとします。奨学金の支払いは未来の生活を豊かにしようと借りたはずなのに毎月の高額な支払いと初任給とのギャップにより結局生活は豊かにはならずむしろマイナスになってしまう。このマンガのような措置はなくともなにかしらの対策を講じなければ貧困層は日本で増え続け、中国のような富裕層と貧困層の差が大きく開き日本はどんどん住みづらくなるのではないかなと思います。未払いを助長するわけではありませんが、現在の日本の若者となんら変わらない背景だと思います。
by おちむしゃこ- 9
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2.0
終わり方が微妙
現在、そして未来の少子高齢化社会や年金の問題にスポットを当てた設定は問題提起にもなり、とてもいいと思いました。
ただ、その問題は高齢者側の責任でも若者や現役世代側の責任でもなく、まず政府の責任で解決していかなければならないはずです。
なのに作中では若者の抵抗感が原因だとする政策が施行されていて、政府の責任は…?ともどかしさを覚えます。そこへのツッコミや問題提起は塩野さんの「いい施策とは思えない」の一言のみ。
ラストも、若者側の金光くんが老人2人に『承認』を出して仲良く解散…。
対立構造(対比構造)は無くならないし、年金と学費のトレードのようにも思えて、スカッと感もハートフル感も微妙なまま終わってしまいました。
ラスト直前、3人が良い関係(というより過干渉の無い適切な関係)に落ち着き、金光くんも大学に通えるようになる所はとてもホッとします。
頼れる大人、がんばっている時に認めてくれて困った時にお金を出してくれる大人が周りにいるというのは、とても大事なのになかなか難しい事なんですよね。by みかんぼっくす- 2
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4.0
うん
先が気になります❗️
無料分しか読んでないけど、この政策は愚策ですね。
見知らぬ方との同居はしんどいし、そんなことしなくても今まで頑張って働いてきた方々に年金支給するのは当たり前だと若者も思える世の中になると良いんだけどな。by きよさん3- 5
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5.0
すごい!
これからの年金の問題と若者の問題を描いているんですが、難しくないので読みやすかったです。
どんな社会になっても前向きに生きる力があれば困難も突破できるんだなって思いました。
さいごがすごく良かったので、さいごまで読んでよかったです。by 黒毛和人- 2
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5.0
近い将来全く起こらない話ではないなと思いました。
傲慢な年寄りは生きる価値があるのか
頑張る人の足をひっぱる人はなんなのか
人間いつまでも謙虚で思いやりがあったら
もっと過ごし易い世の中になるのになと思いました。by 左うちわ- 0
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3.0