【ネタバレあり】Ω令嬢、情欲の檻(おり)～大正絢爛(けんらん)オメガバース～のレビューと感想（13ページ目）

読み進めると複雑・・・

最初はΩの意味が分からず説明を理解しつつ読んでいました。内容はだんだんと理解しつつ話も面白くなってきてはいますが、すっごい人間模様の複雑さとΩがさらに絡んで来て、複雑になってきています。これはハッピーエンドとかあるのかなぁと・・・

ヒロインはあどけなくて可愛い見た目なのに、内容は結構ハードでエロいです。オメガバの世界だからということもあるでしょうが、出てくるキャラがことごとく性欲が強くて自己中なことが多いので、濃い内容が好きな人におススメです。

オメガとかよく分からなかったけど、この作品の説明でようやく理解できました。
想定してなかった闇の深さにハマってしまいました。
面白い。

最近よく広告で見かけるΩとかなんなのかな？と思って拝見。
身分階級制度みたいなものかな？
優秀な遺伝子を持つα、一般的なβ、優秀なαの為に存在するΩって感じ？まだ慣れてなくてそんな雰囲気で読んでます。
その上大正時代？の身分・階級とか差別とか合わさって、この物語のヒロインは翻弄されまくり。
Ωの性質で定期的な発情期があって、その時発するフェロモンで男が見境なしに惑っちゃうので地下牢に閉じ込められて自分で発散しなくちゃいけないとか大変。

主人公に嫌悪感すごくて、リタイア

登場人物ことごとく醜悪だけど、それ以上に主人公が好きになれない。
Ωだから、発情期だから、好きだから、仕方ないのおおみたいな。
意志薄弱、流されるだけ。
上手いこと男に扱われて、思う通りに動いて、泣くだけ。
えいじが汚い手を使いまくってるのも見てるのに、それは全てスルー。
他の男性の前で、性行為させられても、易々と受け入れて怒らない。
頭が弱い設定なのか？
自分の欲さえ満たされれば何でもいいってこと？
良いとこひとつもないヒロイン。
作品も、ほぼ主人公の汚い泣き顔か、発情してやってるシーンだけ。
男性向けにしては、エロ描写が弱いし、女性向けにしては、キャラの魅力がなさ過ぎて、ターゲット不明な感じ。
気持ち悪すぎて、途中で読むのやめました。

結構ゲスいエロ描写だが、めちゃくちゃ良い！
慎ましく見えてみんな変態です。
それにサスペンス要素も加わり、ストーリーも面白い。
ただ、天花寺のお家騒動の解決が最終回で良かった気がする。その後第二章的な感じで話が続くが、お家騒動ほどの面白さはないかと。

さが

時は大正時代。許されない紗代と瑛司の愛は今後、どうなっていくのか。時代背景と共に、歪んだ価値観はどう昇華されるのか。楽しみです。

こわ！

かなり怖い、いやらしいのよりも怖い。執念か愛かわからないほど狂おしい。
こんな2人がどうなっていくの？！

えいじの賢さがまたずるくて、さよの我慢しながらの恋を応援したいのに静子が邪魔に入ってすっごいムカムカした。えいじ余裕ありすぎじゃない！？

闇

ここまでくると怖くて好きとか嫌いとかのレベルじゃない。
独占欲のつよい人ってそれが愛情の深さだと思っているけれど、本当は違う人口はちゃんと見極めて幸せになってほしい。