【ネタバレあり】復讐は離婚の後でのレビューと感想

面白くなってきた！

最初はよくある復讐劇だと思ってあまり気に乗らなかったけれど読み進めるうちにジュディが勉強し頑張っていく姿が頼もしく応援してます。ダイアンが何を考えているのか、一年契約の夫バナードのジュディに対する気持ちがどう変わっていくのか楽しみです。

絵の麗しさは言わずもがな。

素晴らしい。絵の美しさったらもぅ！本当に溜め息もの。お話はまぁ、あるあるだけれども。
家門と領民を守る為に悪徳商会ザカリーの息子、レナードと渋々結婚するジュディ。しかし、ジュディには心に決めた秘めた想い人ウォルターが居たし、レナードにも恋人が居た。偽りの契約としてレナードからも冷たくあしらわれるジュディ。ええ。けれど、この美しい男は後にジュディを好きになって行く、ああ、あるある。しかし！あるある王道では無く。レナードとジュディは結ばれる事は無く！初志貫徹で、紆余曲折の末にジュディは初恋のウォルターと成就する。解せん！えー！レナードで良いじゃん！レナードは改心して、後にジュディのピンチを救けてくれたり、良い男っぷりをバンバン出して来るんですよ！惜しい！惜しいよ！レナード！そんな切なさもこの物語の良きところかも知れません！ただ絵面的にもレナード美しいので、そこは個人的には残念でした。ジュディが商才をメキメキと発揮してザカリーに復讐する様は圧巻です。ちょっと最後の方、本筋から逸れて中弛みもしますが、絵の麗しさはずっと変わらないので、目の保養。麗しさで引っ張る力技に感服です！

1番腹立だしいのは義父のザガリーの言動。
お金儲けのために貴族と親戚関係になるためにフォレスト男爵家に目をつけ男爵家領地の民が困るように仕向け子息(レナード)と結婚せざるを得ない状況へ追いやっていく。
男爵家領地の民を守るためにジュディは婚約者のウォルターとの結婚を諦めてキャンプス家へと次ぐことを決意。
息子レナードはザガリーの命令で恋人のミランダがいるというのに無理やりジュディと結婚させられジュディに対して冷たい態度を取る。恋人ミランダと1年後に結婚するためジュディに2人の秘密として1年後に離婚するという秘密の契約をする。
しかし事業を手伝うジュディの経営手腕や経営知識、事業好転の事実を目の当たりにしジュディに対する見方が変わる。
ジュディが去った後、段々とジュディの残した功績や従業員からの反感、ジュディの計画通りキャンプス商会へのダメージを与えることでザガリーへ復讐をするというストーリー展開。

最後はウォルターと元通り幸せになれるのか、
どうやって結末を迎えるのか楽しみです。

お金

男爵令嬢だけど、お金がなく平民の金持ちに目をつけられ、好きな人とも別れ政略結婚、いい事なしみたいな状態だけど、頑張って反撃して幸せを掴み取って欲しいです。

、

恋人がいるのでお飾りでいいから契約結婚(1年間)しましょう。
って女をなんだと思ってるんだ！！って感じだけどその後の復讐が楽しみー！

頭をつかって生きる

自分達は、正しい。力を駆使して、潰せるとか人を見下した結果の結末が見れる。真実の愛の貫き方が教えてもらえそうな作品。

「どーなるんだろ」と続きがとっても気になり一気に読みました！絵が綺麗なのも良かった✨
主人公が色々と乗り越え結婚してからのストーリーがマンネリ化？平凡な日常がやっと来たと思ったら婚約者が死にかけたり、会社にゴタゴタが起きたり…色々起きすぎて読むのが飽きてしまった。それまでのストーリーはとっても面白かった

女性の権利

女性の権利は本当にないのですね。家柄ほしさに無理に結婚して、1年後の離婚を告げるなんてひどすぎる。どうか復讐が上手くいきますように。

続きが気になり読みました

自分の力で突き進んで自分を取り戻そうとするのがかっこいいなと考えさせられる話でした。
外伝も読み進めたいです！

キャラがイイ

ジュディをはじめ、ミランダなど個性的な女性キャラクターがたくさん出て来て楽しめました。
初めから登場する悪女のミランダがまたイイキャラで。ちょっとお間抜け過ぎて悪女になりきれないところが好きです。

レナード寄りな意見が多いですが、ウォルターの腹黒さと優秀さが連想されてドキドキしました。
マンガではそんな描写は無いですが(原作は読んでません)絶対腹黒いと思います。じゃないと一平民がここまで商会を大きく出来ないでしょう。
そんなウォルターの暗躍メイン(※ジュディに絶対バレてはいけない縛り)の作品が読みたいなと思いました。