関係改善をあきらめて距離をおいたら、塩対応だった婚約者が絡んでくるようになりました(コミック)
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あらすじ
「ビアトリスは強引に俺の婚約者におさまったんだ。俺は最初から不本意だった」。婚約者であるアーネスト王子がそう言っているのを知ってしまった、嫌われ者の公爵令嬢ビアトリス。彼女は王子と距離を置くことを決意する。「そういえば私は今までアーネスト様にかまけてばかりで、他の方々とあまり交流してこなかったわね。もったいないことをしたものだわ」。そう気持ちを切り替え、美貌の辺境伯令息や気のいい友人たちと学院生活を楽しむ彼女に、今まで塩対応だったアーネストが、なぜか積極的に絡んでくるようになり――!?
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みんなのレビュー
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とりあえず最新話まで読了
広告で見てちょっと気になったので購入。
暇つぶしに、程度の軽い気持ちでしたが楽しめました。
絵柄は可愛い系で、特筆して上手いわけではないですが読みやすいです。
ストーリーに関してはよくある令嬢もの、という印象から入りましたが、背面に潜む過去や、人々の態度が妙にリアルで、「DVってこうやって見過ごされるんだな…」という感じが他の作品とはちょっと違う感じがします。
例えば、ビアトリスが父親に婚約破棄を訴えた時。
他の作品だと、娘溺愛だから割とあっさり認めたり、反対に娘はどうでもよくて政略結婚なんだから是が非でも成功させる!という感じが多いですが、本作では娘を心配しながらも「王子がそんな人とは思えない」と説得しようとするあたりがリアル…さらに言えば、そのあと殴られて見せたらあっさりと破棄を認めるあたりも。
子供を大切に思う親であっても、実際に見える傷にならないと、恋人同士の単なる心のすれ違いなのか、精神的な暴力なのかは判断が難しい。そういう事実を突きつけられたような気がします。
実際にもこういう事例は沢山あるでしょうね…
また、アーネストにもちゃんとバックボーンがあって、どうしてそんなダメ男になってしまったのか考えさせられる。
大人たちに利用されていなければ、一歩勇気を踏み出していれば、“幸せな夢”のような関係もあったはずなんですけどね…。
アーネストは今後皇后の支配を抜け出して、反省して、ちゃんと自分の幸せを見つけてほしい。
軽く読むつもりがことのほか考えさせられてしまった…名作とまでは言いませんが、昨今氾濫する令嬢ものの中では良作だと思います。
おすすめ。by havy- 46
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4.0
読んでみて欲しい作品
表紙のタイトルや絵質でちょっと損してるような
気がしますが、内容は面白いので一度読んでみて欲しい作品です。
こういう漫画に必ず出てくる、ヒロインに嫌がらせをする人達がこの作品にももれなく出てくるのですが、性根が腐ってる人は1人もいません。
嫌な態度を取る明確な理由があります。
主要人物全員バックボーンがしっかりしているので
読んでいて理不尽な不快感がないです。
早く続きが読みたいなぁ〜by ごえにゃん- 15
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5.0
NEW塩対応で嫌われない自信はどこから
自分のコンプレックスは、自分で昇華しないとね。
他人をバカにしたり、意地悪することでは根本的に解決しないものね。
婚約者の他人への甘えっぷりが半端ない。割と早くこの問題は手痛い解決を見るのだけど、そのあともヒロインはおっさんにおそわれそうになったりなんだリ苦労ばかり。意外と黒い話になっていていいと思います。by ねこまんまx- 0
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3.0
振り回されるのよね
誰が…とは言いませんが。
原作を読んでいて、最初はトリシァがなんとも不憫でしたわよ。
ただ、彼女自身が秘めていた強さと、彼女が引き寄せた人達に救われましたね。
そして、不憫なのは彼女だけではなかったという、ちょっと苦々しいものもありました。
噂に振り回され、コロコロと態度を変えるその他大勢があからさま過ぎて腹立たしいのと、絵があまり好みではないことからちょっと評価は低めだけど、ストーリーは面白いですよ!by ぼちりん- 4
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5.0
原作小説を読み、どこまでそれに沿ってコミカライズするのかはわかりませんが、なかなか読み応えのあるものでした。転生モノでは無く、魔法チートでも無くて。
もちろん、ヒロインのビアトリスは可哀想だし、元第一王子のクリフォード改めカインも気の毒。
ただただ残念なのが、王太子アーネスト。周りの大人に翻弄されて、自らの態度振舞いを誤り続け、大切な大切な愛する人を手放さなくてはいけなくなってしまう。切なすぎる…。
かわいそう…。
そう、アーネストがあの時、違う対応をしていたなら、最愛のビアトリスと一緒に末永く国を守っていけたでしょうに(/ _ ; )
まぁ、なんと言っても諸悪の根源はユルユルでくずな王様ですな!2人の父であるアルバートがどの程度ここに登場するのかは分かりませんが。by ぽんにゃんぱや- 1
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