みんなのレビューと感想「無色」(ネタバレ非表示)

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2.0
短編という無茶な形式
最初に断っておくが、私は短編という形式が、漫画も小説も好きである。
その前提で書くが、本作が「短編である」ということそれ自体に、いくら何でも無理がある。
超能力者みたいなのが生まれる村。
能力を持たずに生まれた子は生け贄みたいな存在として葬られる村。
そこで生まれた双子の兄弟。
弟は将来を嘱望される天才的な能力者であり、一方の兄は能力を持たない。
「双子だからいずれ能力が目覚めるはず」という理由で生を奪われなかった兄は、弟に対して劣等感やコンプレックスを持ちながら育つのだが…。
どうですか?
壮大なスペクタクル巨編が始まる予感がしませんか?
だが、繰り返す、5話完結である。
そんな無茶な。
もちろん、長くしようが短くしようが、制作者サイドの自由なのだが、物語のフォーマットによっては、どうしても語るのに最低限必要な「尺」というものがある。
およそ思いつく限りで、これほど短編に相応しくないタイプの話もないのではなかろうか。
どういう事情で成立した作品なのか知らないが、ちょっと無茶苦茶だと思う。by roka-
3
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2.0
理不尽
解りやすい子供の能力しか育てられない無能な大人達。惨めで、哀れな生き物ですね。親が子供を愛さなければ愛情の見返りを期待しては行けない。
by 猫の毛玉-
0
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