真綿の檻

あらすじ

古風な家で娘として親に尽くし、結婚すれば妻として夫に尽くす。「家」は女の牢獄なのかーー? 地味で、人に尽くしてばかりに見える榛花の、本当の人生とは…!?

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  2. 051話 コメント16
    第27話 -2
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みんなのレビュー

  1. 評価:5.000 5.0

    長女あるある

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    小さい時から私だけ家事手伝いを強要されたところも、それでいて私ばかりこき下ろされたことも、跡とりだと弟を可愛がっていた割に今になって私にだけ介護を頼んで弟には何もやらせないことも全く一緒で共感だらけでした。

    私だけお金がないからと習い事塾なし、国立単願、奨学金で旧帝大の寮指定、ひたすら頑張ったのに、弟にはこの子はあんたみたいに出来ないからと塾も許可、全額親が支払いで1人暮らし満喫でした。結局結婚後全く実家に寄り付かず、あれだけ息子を可愛がっていたのに、娘の方が頼りになるわと家事介護だけならともかく、庭の植木の剪定みたいな力仕事ですら私を呼びつけます。いつだって弟は、「だってあの子はやらないから」と。

    男尊女卑に辟易して早くから実家を出ましたが、最近親も介護が必要になり、高速2時間の距離を何度も帰ってこい、女は大学出したって地元離れるから意味がない、と言われます。あれだけ息子が跡とり、息子に家をやるからと言われ、大学進学で空いた私の部屋を片付けさせ、真っ先に祖母にあげたくせに。帰って跡とるのは息子だって言ってたくせに。息子の部屋は今も子ども時代そのままです。弟は嫁実家のそばに住み、もう帰ってこないでしょうが。

    母は父を甘やかして何もさせなかった結果、母が歳で動けなくなってから不満を全部私にぶつけて、自分の代わりを私に押し付けようとし、父もそうして当然という態度。フルタイムで夫単身赴任でワンオペの私に、専業主婦の母と同じ家事量を求めてきます。梅干しなんて漬けてる暇あるか。

    何度も遠い距離を帰省し親を助けてきましたが、この漫画を読んで、私も親から離れようと決意できました。

    主人公が、だから入ったじゃない。虚栄心を満たせる大学に。という場面はまさに自分と重なり涙が出ました。弟のいる姉って本当に損な役回りだなと感じています。
    私は自分の娘をお姉ちゃんと呼んでいません。選んで姉になった訳じゃないから。

    • 1,870
  2. 評価:5.000 5.0

    絵に描いたような毒家族(実家)

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    いやいや最後w
    毒母の独白で終わるんかい!
    自分には何も無かったって、流されっぱなしだからでしょ。
    娘の旦那を愚鈍て。よっぽど父の方が愚鈍という言葉にピッタリだった笑

    丁度いいリアルさで展開よめたけど読んでいて面白かったです。

    こういう母親が歳+ケガ病気で弱ったときに勝手に反省と思い出の改変始まるの何なんだろう。
    悲劇のヒロインぶられても…やられた方は覚えてるんだけどね、加害者って言葉が浮かんだ笑

    私は世話したくないな

    • 205
  3. 評価:5.000 5.0

    何度でも読み返したくなる作品です!

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    1話目で挫折しそうになったあなた!
    もし1話読んだだけで「無理かも・・・」と思ったあなた!
    騙されたと思って2話目を読んでみて下さい。
    きっとその先が気になって読み進めてしまうと思います。
    主人公、夫、弟、母親、それぞれの視点から書かれていて、え?そうなの?あれってそういう意味だったのか・・・と、伏線が回収されていきます。スッキリします。ほっこりします。
    可能なら続編を読みたいくらいです。
    とにかく6話まで読み切って下さい。
    課金して読みましたが悔いはありません!

    • 587
  4. 評価:5.000 5.0

    買って読んでよかった

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    これは本当に、買って読んでよかった。そう心から思えた。

    私も似たような家庭で育ったけれど、主人公のような心は持てないまま、実家と距離を置き、母を嫌って憎んだまま20年が経ってる。夫は主人公の夫と同じように良い人だし、私の味方でいてくれるし家事もやってくれる。なのに、私は夫に八つ当たりしてしまったり、家事も丸投げしたり、仕事の後で家事もろくにしていない。主人公のようになりたいと思った。見習いたい。

    だけどやっぱり主人公のように、3日ごとに実家を訪れる、母に感謝する、それは私にはできない‥きっと親が死んでもしないだろう。

    読み終えて改めて思えた。自分の家族であるのは、夫と子どもたち。本当に自分が死ぬまで大切にしたい。

    • 490
  5. 評価:5.000 5.0

    ただただ涙。

    ネタバレ レビューを表示する

    ダメ恋図鑑のファンで、作者さん買いでした。
    全話購入してからもう10回は読みました。

    自分は長女の立場で、すごく共感できます。
    同じことをしても怒られるのは私、下の子が褒められる時は随分と基準が下がってる。子供心ながらに理不尽さを感じたし、早く家を出たくて自分なりに頑張って県外に進学しました。
    数年後…。私たち姉弟とも結婚しましたが、弟は実家に入り浸り、帰る頻度が少ない自立している私夫婦は薄情者扱いです。親も普段強気でいるくせに、いざとなると見捨てるのかと言わんばかりな態度。もう、うんざりです。でも、旦那はまさに清武さんのような人で、冷静に物事を見てくれて、私の家族はこの人なんだなと思いました。
    この作品と違って私は和解せず親との関係を放置してしまってるけど、まだまだ親も尖ってるので無理そうです。実親とは「大人の」関係でいたいものです。
    また似た話でもいいから読みたい。
    こんなに長くレビューを書いたのは初めてです。

    • 288

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