みんなのレビューと感想「真綿の檻」（ネタバレ非表示）（26ページ目）

大ドンデン返し

コマーシャルから飛んできたけど、大ドンデン返しな物語です。
人それぞれの目線って、面白いなー感じ方もそれぞれやねー。

残念な家庭

しかし何処にでもある家庭。

真綿で首を絞めるとはとても機知に富んだ例えだと、いつも感心する。
私自身、そんな思いに囚われながら生きてきた。
家庭内に序列ありきの環境では、努力してみても拭えない感覚である。
存在価値を貢献度でしかはからない搾取子と、居るだけで可愛がる子。
子は親を選べないし、親も子を選べない。
善良な人間が良い親になるとも限らない。
何の事はない、自分でケリをつけるしかないのだ。

物語でない現実では、せめて子に窮屈な思いをさせないようにと考えるものである。

なんだか

なんだかひとの裏側が、わかるとあるいうか、怖いまんがでしたー。あの、家族なかなかの毒家族。縁切ればいいねに

良かったね

昔の好きだったひととのすれ違いが他の人の仕業で会えなくなっていたこと、お互いが嫌われていたと勘違いするように仕向けられてそれはそれは辛い思いをしてきた二人に温かい展開がありますように。

意外。

広告で読んだ時はただのやばいモラハラ夫だと思ったけど、初めからちゃんと旦那さんに愛されてるし、自律した夫婦な感じ。自分、夫、母、弟とか『一つのストーリー』を色んな目線で展開してるのは面白いと思う。

だるい。

親を大事にする必要ない。勝手に産んだ。思い通りにさせられる必要ない。
親は選べない。無知は罪。親は偉くない。

以前も途中まで読んだ作品ですが、どこまで読んだかわからなくなりもう一度読み出しました。少し気持ちが分かる思える作品です。

こちらの視点からみると普通に見えることも、あちらの視点からみると怖いことだったり、ダメ恋図鑑もそうだけど、人間くささを描かせたらピカイチな作家さんです👍

人間の描き方が上手い

まだ無料分しか読んでいませんが、序盤ああよくある話か…と思わせておいて、どんでん返しのような展開があり、読後にまた最初から読み返したい気分にさせられる、面白い漫画です。人間の描き方が繊細で上手いので、人間には弱さも強さもあって、この人はこう生きていますという説得力があり、否応なく引きこまれます。同じような境遇の人が読んだら、応援歌にも教訓にもなりそうな気がします。

社会的な視点

女性の生きる道について
社会的な視点からするどく描いている
特に前近代的な家父長制度にメスを入れて
身近な内容に落とし込んでいて面白い