みんなのレビューと感想「出戻り女中と奇人学者のと或る結婚」（ネタバレ非表示）

ほっこりします。

出戻りのきぬさんと、不器用な作家いおりさんとのやりとりのまったりした空気が読んでいて落ち着きます。回想シーンで嫌な人が登場するけれど、他は優しい人達ばかりなので、ほっこり穏やかな気持ちで読めますよ。

良いですね〜

出戻りで、前の婚家では、身体的にも精神的にも追い詰められていたきぬさんと、彼女より一回り年上で、男女の機微に疎く、それらに劣等感を抱いている五百里さんの、ジレジレでほんわかしている日常生活を覗き見している感じです。
二人とも相手に対しては、とても冴えているのに、自分と他人を比較して、少し自信が足りてない所も良いなと思います。
途中から登場するイトちゃんが、そんな二人を大好きになって本当に嬉しいです。
この先、家族が増えてわちゃわちゃしている日々を期待して、☆５です。

新鮮！

この時代の感じ、そして旦那様の俺様ではないやわらかな雰囲気、あまりない感じでここちよいです！これから関係がどうなっていくのか楽しみだ～

20話の無料分まで

20話の無料分まで読んだ。
ギスギスした人間関係・裏切りや酷いイジメ・嫌がらせと主人公をとことん落としてから、救われて行くってストーリーの作品が多いけど、そんなのはほぼ無い。
むしろ物足りなさを感じるぐらいだったけど、それが心地良い作品だった。

ほんわかストーリーで、心が温まる。関西弁も嬉しい♪イロイロと前向きでありながら面白さもはな展開が楽しくお気に入りの作品。

しっかり者の奥さまにどんどん惹かれる旦那さま。気持ちわかる〜と都度思いながら、読ませてもらいました。

ほんわかホワホワ

想い合う2人の姿がホンワカしてて、安心して読める作品でした。
時にイジワルな人が登場したり、2人を引き裂くような事件が起きたり、そういう漫画もよくあるけれど、この作品にはそういった大きな起伏はなく、最後もハッピーエンドで良かったです。

話しの長さ的にもちょうど良かったかな。

心温まる作品！

心優しい主人公たちの心の傷を癒しながら、健気に生きる姿が丁寧に描かれている。　ちょっと変人な言語学者の先生は超天然で、社会生活に疎いが誠実な人。　しかし唯一の肉親の母の最期の望みである嫁を見せてあげられなかった後悔を引きずっていた。　最初の結婚で子供ができなかったことで離縁されたきぬは、役立たずの烙印を押され、自己肯定感が低く，自信がもてずにいた。そんな二人が縁あって夫婦になり、お互いのいいところを見つけ、支えあい、労わり合う姿が丁寧に描かれ、心温まる作品になっている。　さりげない心遣いや、思いがけない励ましが、互いの心の支えになり、なくてなならない存在へと変化していく過程がとても微笑ましい。大正ロマンの香りときぬの関西弁が物語にとてもよく似合う！

すき

こういうの好きです。素朴な主人公の女の子が良き。最近このようなじっくり系がいいなと思うようになりました。

言葉

言葉の豊かさ、美しさを感じます。
日本語って奥深いですね。
二人が少しずつ進んでいく様子も素敵です。
見守り、応援したくなります。