【ネタバレあり】ふつつかな悪女ではございますが ～雛宮蝶鼠とりかえ伝～のレビューと感想（4ページ目）

面白すぎる！

連載の第１回目からずっと読んでいますが、ヒロインのキャラが強烈過ぎる(笑)
繊細で可憐な絶世の美女のメンタルが、鋼よりも強いとは。適役の悪女と入れ替わってからの飄々とした立ち振る舞いや、とっても楽しそうな入れ替わり生活。特にボロ小屋に追いやられてる時の暮らしぶりや、芋三昧生活のあたりの話は何回見ても飽きない。途中から適役とＷヒロインになるところも、予想外で面白い。ずっと連載が続くといいなあ

元気をもらいつつ、勉強にもなった作品

玲琳は、殺されかけた上、自分を殺そうとした犯人と中身が入れ替わってしまう。死罪になりかけたものの、それはなんとか免れたけど、あり得ないようなボロ小屋で暮らさなければならなくなる。今まで豪華な宮殿でたくさんの召し使いに仕えられて育ってきたのに、私たちでさえ無理なようなボロ小屋で、召し使いはたった１人で、そのただ１人の召し使いは自分を死ぬ程嫌っているという状況。絶望して死んでしまってもおかしくないくらいの状況だと思うのに、主人公玲琳はワクワクして大喜びで、生きている！これ以上無いポジティブさに感動し、本当に見習いたいと思いました!!
玲琳は一見、ただ運良く恵まれた境遇に生まれた人だと玲琳を殺そうとした慧月は(それに読者の私たちも)思っていたわけだけど、実はその何もかもは、血の滲むような努力の結果だった。結局は、現在のその人のありようは、その宿る魂とか、日々の心がけや過ごし方などで全く違ってくるものなのだということを実感しました。単に外見の見た目だけで決まるものではないのですね。
また、最初は自分を嫌って妬んで殺そうとした慧月までも自分に惚れさせて友達になってしまう玲琳の人間的魅力や懐の深さや人たらしさも、勉強になりました。
ポジティブさで元気をもらいつつ、色々考えさせられてとても学ぶことが多くあった作品でもあります。
同じ作者の他の作品も読んでみたいと思います。

入れ替わりもの

入れ替わりもをして主人公が濡れ衣を着せられるという展開はどこかにありそうですがこの話は仕組んだ方に災いが降りかかるというか展開に。
主人公の鋼メンタルで困難を解決していくのが面白いなと思いました。

健康は宝

か弱く皆に愛される姫
性格が悪く卑屈な姫
何らかの術で魂が入れ替わる
病弱だった姫は卑屈な姫の健康な身体を手に入れ今までできなかったことをする
性根のよさは内面から輝いていく

お淑やかな寵妃と思いきや

淑女というものは、他人が見えないところで研鑽をしているものとはいうものの、病弱なのに武芸の堪能をしていたり破魔の弓を引いてたり、さすがの悪女側もびっくりだよね。
あまりにも爽やかなキャラクターにとても心惹かれます。
無料分すべて読みましたが、調べたら８巻完結らしいので単行本で購入しようかな。

悪女と入れ替わり？！

ここまで完璧な玲琳さま、物語ですね
でも、入れ替わってからの玲琳さま、面白い！
こんな風に素直なんだけど、生きていける強さをもっているストーリー
いいですね～
まわりもどんどん引き込まれて行ってる感が楽しいです

転生じゃなくて

いれかわっちゃうしかも悪意のせいでそれなのに強すぎる主人公がすごいしめそめそ泣くよりずっといい読んでてわくわくします人間中身が大切だと思いたいですが

面白かった

よくある入れ替わり物ですが、ちょっと他の作品とは一線を画す面白さで配信最後まで読んでしまいました。
たおやかで儚げで美しい皇帝の寵愛を一身に受ける玲琳。ただとんでもなく虚弱体質で熱をよく出しては寝込んでいた。
そして見目も良くなく周りの全てを妬み誰よりも玲琳を憎む、何をしても人に嫌われる慧月はある計画を立てていた。
ある日、玲琳は慧月に疎まれ道術で入れ替わる。
ここまでは普通なのですが…実は玲琳はど根性の子でした。
健康な体に生まれ変わったと入れ替わりを喜びめちゃめちゃ前向きに行動を始めるのです…！

あの玲琳時代ですら薬を自ら調合してふらつく時こそ鍛錬だ！というど根性娘がどんどん運命を変えていくのがとてつもなく面白く、全ての人にオススメしたい最高の作品でした！

ふつつかな悪女ではございますが…
あらぁ！随分と早く入れ替わりがわかったのですねぇ
さすが側近侍女様。でも気づくのが遅かった(わからなかった)事に悔やんでも悔やみきれないでしょうに…
トラウマになりそう(涙)
あぁ無料が終わってしまって続きを読みたいです!

なるほど

タイトルから想像していた話とは違っていたけど、読んでいてなるほど、となりました。
関わって人どんどん良い人になっていく不思議な力を持った主人公です。