【ネタバレあり】100万ポンドの愛のレビューと感想

左端、とは…

清水先生、初期はSFな恋愛漫画がとても多くてどれも素敵でした。短編なのにあっというまにその世界にひきこまれて、もっと続きを読みたいと何度思ったかしれません。この作品もお試しの部分だけでなく全部読んでいただきたいです。
ところで、清水先生の作品にはたまに好きなアーティストのイラストが紛れ込んでいたりします。今回はDuranDuranのJohnTaylorが“左端”です。(寝室に映し出された海外の写真)

100万ポンドの愛の感想です。カイは108歳のおばあちゃんにプロポーズされて、おばあちゃんが亡くなったら100万ポンドの遺産が手に入るので、遺産目当てで結婚したのですが、どんどんおばあちゃんに好意を持つようになっていく様子がおもしろかったです。

愛

大好きな作家さんの作品です。初期のころの作品ですが、絵もうつくしくて、ストーリーもしっかりとしていて、たのしくよむことができました。ファンタジーやラブコメ作品など、盛りだくさんの内容の短編集で、読みごたえがありました。

清水玲子さんの比較的初期の作品集ですね。絵も美しいですが、ストーリーも隙がないといいましょうか、良い意味で突っ込みどころがない作家さんです。ショートストーリーなのに、起承転結がはっきりしている。過不足なく短編を組み立てられるのは凄い事だと思います。

愛が本物か

色んなシチュエーションで2人の愛は本物か、お前の感情は本物かと何回も確認されるところ、大人になって実生活の中で思い起こすことが多いです