【ネタバレあり】ヌリタス~偽りの花嫁~のレビューと感想(22ページ目)

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- 全205話完結(60pt)
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5.0
ロマニョーロ伯爵の私生児、女の子なのに男の子として育てられた名前のない子。17歳の時に、死ぬか生きるかの状態で医師の助けが必要で、伯爵に存在を明かすことになる。17歳でヌリタスと名付けられた私生児。ヌリタスのお母さんはヌリタスを守るため(伯爵夫人から)、名前を付けず下人として働かせていたんだよね。だけど戦さの功績を挙げた褒美として公爵に、由緒ある伯爵家の令嬢メイリーンを嫁にと王様が決めたことによって、ヌリタスの運命が変わり始めることになる。
伯爵の嫡子は5人なんだけど、どの子も赤髪で伯爵夫人の血を濃く引き継いでいた。本来跡継ぎは銀髪が生まれるようだけど、嫡子では誰も銀髪が生まれなかったんだよね。だけどヌリタスは銀髪で、目つきも伯爵と同じ当主となるような表情だった。だからメイリーンではないけれど、伯爵の血を継ぐ令嬢である事には偽りはなく、メイリーンとして公爵家に嫁ぐことになった。
そもそも公爵家ルーシャスは噂とは全く違う。若くて背が高いイケメンだし、戦は容赦ないけど本来はやさしい人。でも噂のおかげでヌリタスが嫁に行くことになったからよかった。
伯爵家では末っ子アビオから生命を脅かす程の暴力がヌリタスに度々あって、母娘ともに限界だったから、先にヌリタスだけでも地獄から抜け出せて本当に良かった。
ルーシャスは、メイリーンではなくヌリタスが嫁にくることを調べ上げていた。伯爵家の牧草地で出会ったヌリタスに恋していたから結果よかった。
ルーシャスはヌリタスに愛情たっぷりで、ヌリタスがどんどん可愛くなって、どこから見ても品位のある女性になっていた。お母さんも無事伯爵家から連れ出し、1番苦労したお母さんが人としての幸せを感じられたところは読んでいてうれしかった。
ヌリタスは平民や貧しい人たちの命を守る手助けをしたり、教育を受けられるよう学校設立に力を注ぐことになる。自分が辛い目にあったから、その痛みがわかる人になって手助けをする立派な公爵夫人になっていた。ゆくゆくは伯爵の跡を引き継ぐことになる。
王様との関係性も驚いたな。
本編の後半からはヌリタスに酷い扱いをした人たちが、その罰を受けるようにそれぞれが消えていく。スカッとしたところもある一方、やっぱり自分がされたら嫌なことはしちゃダメだよねと再認識する。by 伽羅女-
3
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5.0
最高に面白い!こうしゃくさまがお顔を赤くして気持ちを抑えている表情てかがたまらないです。かっこいい!
by まあちくりん-
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3.0
160話まで無料で読みました
無料160話までには、本編は終了しており
最後の方は、その後が描かれています
それにしても、その後長くないですか?
本編の中で描ききれない部分が多すぎたんだね...
それにしても長いよ。
本編の内容としては、勧善懲悪を徹底しており
伯爵家一家には、最後に辛い罰が与えられています
それを喜んだ読者、まだまだ足りないと思った読者も
いるようですが、私としては伯爵一家には
犯した罪の重さを知り、改心できるチャンスがあっても
よかったのでは....と思ってしまった
ヒロインが侯爵と幸せになれていて、一家との明暗の
対比が酷すぎた故の感想かな....光と影
惨めな死の罰は見たくなかったと思った
読後感が、スッキリはしないby ごろごろ読む-
3
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5.0
ヌリタス綺麗
ピンクっぽい髪も綺麗だけど、グレーになってからより綺麗さがました気がします!
男の子設定がなぜ必要だったのかは正直よく分かりませんが、旦那さんとの絆も感じて素敵だと思います。by ばーむろおる-
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5.0
いい!!!!!!!
後半になるにつれてヌリタスのかわいさが増してます…!!!
幸せになってくれてありがとう…
読む価値ありby かんどうさん-
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5.0
ヌリタス~偽りの花嫁
辛い仕事のように、ムチ打たれ生きてこんな時代が、実際あった事、よれでも生きたいと思う人間が、正気であるはずもなく、しかしここでは幸せの予感
by かわいいぱぱ-
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5.0
今世紀、最高の傑作
この作品凄い、もうどハマリ!男の子だと思ってたら女の子。母親は変態の伯爵に犯され続け、ヌリタスはその息子のアビオに殴られ続け、最初、身が持つかな、って思うくらい貴族達のやりたい放題の仕打ちに耐えられなかったけど、ルーシャスと結婚した時から運命が変わり始めて、ヌリタスの人生そのものがまるで時計の針を大袈裟にいうと輪廻を転生していくみたいな。そして、酷いことをしてきた人達の運命までもが回りまわっていくような感覚を味わいました。そして、どんな時でも 誇りを忘れずに生きてきたヌリタスには月がいつもそこにあるが如くたくさのものを引きせて、いい事全てを巻き込んで、そして満ちていって欲しい。
ヌリタス、ルーシャス、アビオ、ロマニョーロby ニャンころもち-
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4.0
これって、、
ある意味新しい作品と思いました。幸せになるべき人が幸せに、、逆の人はエライな目に遭っていて、、ギョっとするほどの悲惨さ。。面白いんですよね!
by Liiz-
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3.0
面白い
政略結婚で結ばれた二人が、不幸な過去に立ち向かって前を向いて歩いていくところが感動します。複雑な人間関係もみどころです。
by M K-
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5.0
ヌリタスの母、レオニーに捧ぐ
初めは、あまり読む気になれませんでした。画の印象は貧弱で、魅力に欠けたし、ロマニョーロ伯爵家面々の、ーヌリタス母娘へのやりようは、あまりにも非道で、目を背けたくなるような展開。領主制下にあっては、存外珍しいことではなかったのかもしれないけれど、正直、無料分がなければ、絶対読み続けなかったと思う。
結論…めちゃコミさん、ありがとう。こんな素敵な物語を紹介し続けてくださって…。私生児、無戸籍等、これだけ虐げられ、人権を無視されたにも関わらず、そして、まともな教育を受けなかったにも関わらず、人としての尊厳を失わなかったヌリタス。やがて、その美しい精神は、彼女をこれ以上ない高みに導いていきます。
喜ばしいのは、この素敵なストーリーを、陳腐なざまぁ物語にしなかったこと。ヌリタス母子を虐げた面々は、彼女たちが手を下さなくても、因果応報それなりの報いを受けます。同時に、悔い改めた人々へは救いがあることも、希望です。読み進めるにつれ、全然良いとは思えなかった画が、味わいのあるものに感じられるようになり、ルーシャスはイケメンに、ヌリタスはこれ以上なく美しく見えてきたから、不思議です。
この壮大な物語のヒロインヌリタスが、何故美しい精神をもち続けることができたのか…それは、ひとえに彼女の母レオニーの「愛」があったからではないでしょうか。どれほど残酷な現実に晒されても、我が子を愛し、守り抜いた母の愛…この物語の、もう一人のヒロインの称号は、「デイジー」の母レオニーに捧げたいと思います。by Mayaya-
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