【ネタバレあり】[小説]しらさぎ城で逢いましょうのレビューと感想
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涙腺の弱い私のツボにはまり過ぎ
読みながらぼろぼろ泣いてしまいました。
若くして高明なカメラマンとなった詠人。
大学生で雅楽奏者見習いの鳴深。
中学時代のクラスメイトだった2人が言葉を交わしたのはたったの1度きり。
その時一緒に見た光景を写真で音で表現したいと願う。
偶然の再会で他人を装って詠人に声を掛ける鳴深。
引きずり続けていた想いを昇華しようと決意するけれど・・
鳴深サイドからのお話なので鳴深の心情が切なくて哀しくて愛しくて…
でも最後は幸せな2人の姿を見れて本当に良かったです。
2話目はおもちゃ会社でデザインの仕事をしている律と神主の鞍野のお話。
恋を失い、仕事も行き詰まっていた律が鞍野のおかげで前向きになっていきます。
こちらももちろん律と鞍野のハッピーエンド。
3話目はこの2組のカップルの邂逅です。
それぞれの3年後の幸せな様子が微笑ましい。by ウォーターリリー- 0
5.0