ハッピー・オブ・ジ・エンド
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あらすじ
「おめでとう、生きてる」昼下がりのゴミ捨て場、見覚えのある男の声で目が覚めた。空腹で金もない千紘は新しい“家”探しに訪れた行きつけのバーでド好みの男・ケイトに目を奪われ声をかけると好感触。まさかのホテルに誘われ、いい雰囲気になったところで突然電マでボコボコに殴られたのが1日前――。全てを思い出すも、仲間を呼ぶケイトの様子を見て今度こそ殺されるかもしれないと思いつつ回収された先はアパートの一室。ケイトの目的はとある探し物で、自分が用無しだとわかるとあっさり「消えて」と言い放たれるが帰る“家”もない千紘で・・・。謎めいたどイケ傷害男×人生底辺ヒモカス男クソみたいな人生、愛に飢えたふたりの歪な協和音
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みんなのレビュー
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瞳の中の光
不条理な世の中に生きる2人の青年の話。
ストーリーもキャラクターも絵も素晴らしい先生の素晴らしい作品を読めてよかった。
特に、浩然の眼の描き方が印象深かったです。
真っ黒の瞳
2人が出会ったばかりの頃は瞳に光が入っておらず真っ暗。浩然が自身の感情に蓋をしていたのか、そもそも自分でも感情に気づいていなかったのか。毎日必死に生きながら、でもどこか虚無感を感じていたのか。そういう黒い瞳。千紘も、初めはその瞳のミステリアスさに惹かれたのかな。
光の灯る瞳
千紘と会ってから、ちらほらと瞳に光が入っているシーンが散りばめられてます。なんといっても、黒い瞳に不意に光の灯る作品中盤が私はお気に入りです。千紘がカメラを手にして喜ぶ場面や、プレゼントのネックレスに嬉しがる場面です。
鼻で笑うようなガラクタだと思ったモノ、それを大切にする千紘の姿に浩然が心動かされる瞬間……感動しました。
最後はもちろん二人していい表情で目に光が入っているのだけども。幸せになってほしいです。by さぎ- 9
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5.0
秀逸な短編映画のよう
「エスケープジャーニー」からおげれつたなか先生にハマっております。
今作もよって作者買いです。
が…今回の世界観はまた凄い。短編映画観終わりました感あり💕
そこそこテーマは重たいにも関わらずエンドの気持ち良さは何故だろ…
ハオレン、チヒロのダブル主人公とサブのキャラの絡みも楽しかった。
人って弱くみえて、その実強いんだなー!と考えさせられたな。
終わりになってくればくるほど、ハオレンが子供っぽく見えてきてチヒロと同じく嬉しくなっちゃった。
まだ 完結じゃない事を願いながら
セカンドシーズンを待ちます👍by 匿名希望- 4
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5.0
闇の中の二人
ゲイばれして実家と疎遠になり帰る場所が無い千紘と母親に捨てられて死んだ眼をした浩然。
帰る場所が無い物同志、少しずつ変わっていく関係。前半えっちしてても脱がない浩然、見せられるようになってくると、大事な物が出来ると失う恐怖が訪れる。恐怖との葛藤を恐いくらいの黒が追ってくる、流石だわ〜。
タイトルからして安心して読めるけど、マヤのが恐くてドキドキします。途中のイチャイチャからの落差がまた、良いのです。絡みはがっつり、エロみと恐怖のコントラストが良き。
再会してからの姿をもっと見たかったけど、敢えて表情を見せないの良いと思う。by shihirojun- 1
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5.0
傑作
まるで映画のような深い内容に、涙が止まりませんでした。この作家さん天才だったのですね。エロ重視な印象しかなかったので、他の作品もじっくり読んでみようと思います。
「結婚あるある」スタートだったので、かなり甘く見ていました。なので、尚更意外性に引き込まれてしまい、どっぷりはまっtります(-_-;)
とっても重い物語ですが、若者ならではの「ワリキリ」表現なのでとても読みやすく、だけど胸にぐっと刺さります。「鬼ヤバい」感じです。。是非読んでいただきたいです!by ぱぴっぷぽ- 0
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5.0
さすがの着地点!
待望の新刊、最後まで配信されるのを待って読みました。
ジャケットとタイトル、コメントを読んで何となくストーリーは想像していたが、重い。途中で離脱もしたけど、最後まで読み進めて良かった。絵がとても綺麗。
このストーリー、後半がとにかく切なくて、どのように終わらせるのだろうかと思いましたが、そこはさすがの先生、ラストがおしゃれ!!!番外編などでその先も読みたい!by Rubberman542- 1
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