【ネタバレあり】死者恋のレビューと感想（30ページ目）

面白いけど気持ち悪い。

女性2人の歪んだ愛情の話ですが。1人は亡くなった男が生前なら絶対相手にしないだろう見た目と性格の女。その女の愛情表現が見た目と相まって本当に気持ち悪すぎる。2人の女の異常性がドロドロ際立つ話です。

ゾワゾワした

カオスがカオスを生んだような、サイコパスな人間1人に波動を受けて新たなサイコパスに引き継がれていくなんとも不気味なお話でした。共感は出来なかったけど読み物としては読み応えあった。

うーん…

絵も綺麗で、話も吸い込まれる素敵な話でどんどん読み進めて行きましたが、オチがなんだかスッキリしない。で？って感じでハッピーエンドでもバッドエンドでもない感じです。
もう少しいいオチをつけてくれたら良かったなぁと思います。

世にも奇妙なお話し。

まだ、3話までしか読んでいませんが！
世にも奇妙な物語的な何かを感じました。
先が気になって仕方がありません！

(´д｀|||)

ところどころ、あ～～成る程ね～～という処もあり楽しめる話ではありました。
でも、最初の「私特製のお茶」が出てきたところで最後の展開はこんな感じかな～って想像がついちゃいました。
ポイント使うには微妙かな～。
私は少し損した気分です。

気軽に読めるが盛り上がりに欠ける

テーマに反して内容はそれなりにライトで読みやすかったです。

ホラーを読み慣れている人であればさして恐ろしい内容ではなく展開も読めてしまうので物足りなさを覚えます。
もう少し人間の煮詰まった嫌なところが濃く描写されていれば尚よかったと思いました。

人の動きがテンプレートというか、舞台描写のために動かされて設定されているお人形さん感が拭えませんでした。
もう少し動きや考えに強い理念や筋が有れば殊更感情移入できただろうと思います。

4話まではワクワクして読み進められたのですが、5話で少し盛り上がりに欠けて、そのままオチとなってしまいました。
死という安直なオチに持ち込まず、もう一捻りあれば何度も読み返したかなと思います。
あそこで尋ねてきた少女を殺してしまうのは少しナンセンスというか、面白みに欠けます。

死亡オチというものは結構、食べ物で言うと鶏肉のような、さっぱりした仕上がりになってしまいます。
隠し味としてさらに隠された感情や嫌な秘密が露見する、それに気づかず泥沼に沈んでいくような後味の悪さ、胃もたれする脂っこさみたいなのが欲しいなあと。
それは少し求めすぎかもしれませんが...。

絵はとても可愛らしく、少女が少女らしく描かれており満足です。二人の少女も少年あるいは青年もそれぞれの可愛らしさ、美しさが描写から伝わりました。

全体的な印象としては先の読めるやや弱い展開を画力で引っ張っていく漫画という感じでした。
暇つぶしに少し読むだけなら十分だと思います。

こわい

最後まで読みました。
結末はまぁ想定した通りなのですが、そこにいたるまでに死者に恋？のめり込む？という狂気を丁寧に描かれていたので、その行動にも納得という感じでした。
2人の女性の狂気。。こわい。
先生としのぶさんの息子さんの現在の関係性が気になります。
なぜ高校生の女の子を送り込んだのか。。
分かった上でしたことなのかな。

最高に怖くていい

ヒロインが自らも死者に魅せられしまう展開が
ゾクゾクします。
この正常人にみせかけた、異常な嗜好がたまりません。良作です。

狂気…

会ったこともない、しかも既に亡くなっている男性に翻弄？された二人の女性の普通ではない感覚に、もうこれは狂気でしかないなぁと思いました。行き過ぎたストーカー的メンタルと行動力の女性、死体に芸術的な美しさを感じて魅了される女性…。現実には絶対いてほしくないなと思いながら読み進めました。怖いというか不気味だったー！

無料分を読ませていただいていますが、しのぶさんの 執着ぶりは気味が悪いですね。
鼎さんが恋する気持ちを 芸術に昇華させたに対し、生々しい執着だからでしょうか？
死んだ人を想うのは自由です。
それぞれ、自由に想うべきですが……。