死者恋
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あらすじ
死者の絵を描き続ける画家・鼎凛子の素性は、謎に包まれていた。取材にもほとんど応じない凛子だが、画家を目指す高校生・野島久美子の訪問を受け入れる。凛子は久美子に、自分が絵を描くきっかけについて、自殺した画学生・朔田公彦の話を始める。公彦は、彼女が青春を捧げた人物でもあった。しかし、公彦に激しく恋をした女性は、凛子だけではなかった。三ケ崎しのぶ――彼女との出会いが、凛子のその後の人生を変えてしまった。そしてそれは、久美子の運命をも……。直木賞作家・朱川湊人の傑作短編『死者恋』(文藝春秋社刊『都市伝説セピア』収録)のコミカライズ!
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みんなのレビュー
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途中までよかったけど
途中まで、ストーリーがどうなるか?ということより、ちゃんと登場人物らの心情やらに入り込めて面白かった。けど、最後のは「オマケ」すぎてなんだかもったいなかった。もっと大きな話で終わって欲しかった。というのも、最初に「特製の」紅茶って言われた時点で、読者がみんな、「それ飲まないでー!!」と常に伏線一つ小脇にかかえながら読み進めているからだ。だからオチが想像通り過ぎて、そこははずして欲しかった。逆に「安心して、ただの紅茶よ」くらいの感じ…
by 匿名希望- 89
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4.0
えーっ!!!
最後まで読んでの感想がタイトルです(笑)
無料がなかなか気になる所で終わられたので勢いのままに買って読みました。絵柄が私の好みなので悔いはない!
原作の小説は読んでないのですが、短編とはいえ小説をこのボリュームに綺麗かつコンパクトに纏めながらも上手く引き込まれる様な作りになってるのは上手いなと思いました。
─以下つらつらと感想─
紅茶は他の方も仰る様に飲んだらだめでは?と思って、そっからまぁ…大体オチが読めてしもて想像通りだったんですけど、それはそれでよしとして、え?!其処で終わり?!うっそー!!ってなりました。
尻切れトンボみたいな感じで読後感がちょっとだけ不完全燃焼かなぁ。
マンガでオリジナルなその後を描くのは蛇足にしかならないので描かれても…とも思いますが、この作者さんならもっといい感じに…「怖い」と言うよりは後味の悪い、尾を引く展開と投げっぱなしにできる様なオチを描けたんじゃないかなぁと思ってしまって勿体無いと言う気持ちが強いですね。
とりあえず原作小説読もうと思いました。by 匿名希望- 72
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3.0
「友達が妊娠→産んでげっそり」
「産後の肥立ちが悪いのかと思ったら…痩せた理由が…」
という広告を見て気になり、最後まで読了しました。
結局理由はなんだったのか…?
私にはわかりませんでした。
どなたかわかれば教えてください。
わからないで言えば、助けられた(?)とはいえ、彼は何故おばさんに協力するのでしょうか。母親と同じ狂気があるとわかっているにもかかわらず。彼の狂気についてはクローブアップがないので、凡人の私には憶測しかできません。
終わり方に不完全燃焼感がありますが、直接的な残酷描写はないので、絵柄通りすっきり読めます。
途中から流れが推測できてしまいますが、読了後に再度1話を読むと面白いです。by 匿名希望- 38
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4.0
コレはヤバいやつ精神的にちょっと・・
気をつけて読んでください。
ある作家に憧れる2人の女の子の話
それぞれがその理想の男性を愛する話
だけど・・どっちも正直精神的におかしいレベルに達してる。
愛し方はそれぞれ違うけど・・
妄想の中で生きているというか、とにかく結構怖いです。by あなたのそばで・・- 36
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5.0
既に亡くなった芸術家•公彦に恋する2人の話。
凛子は公彦をより身近に感じるために同じ芸術家の道へ。
しのぶはもう1人の公彦を創る道へ。
嫉妬、独占欲、歪んだ愛情が渦巻き
精神的に壊れていく様が怖いです。
最初はしのぶが断然サイコパスでしたが、終盤は凛子も公彦もその母親も幸生も、みんな闇の部分がある。怒涛のラストでした。
結城先生や紅茶の怪しさなど、何となく先が読める展開もありましたが、短い話数でドキドキしながら最後まで一気読みしてしまいました。by みゅと0326- 23
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3.0